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» 2006年10月12日 23時41分 公開

写真で解説する「N903i」 (2/3)

[平賀洋一,ITmedia]

VGA+ディスプレイを生かす「タブブラウザ機能」

 注目のVGA+ディスプレイだが、メニュー/設定画面、メール作成画面などは従来のQVGA仕様となっている。高解像度画面の恩恵を受けるのは、待受画像、フルブラウザとドキュメントビューワ、ナビゲーション画面、カメラ機能を使用する場合だ。また、iモード使用時もコンテンツ側がQVGA仕様で作られていることから、VGA+表示はできない。

 N903iに搭載のフルブラウザには、タブ機能が付いている。N902iSのフルブラウザでも複数の画面を切り替えて表示することができたが、タブは表示されず機能ボタンで1ページづつ切り替えていく必要があった。タブ機能の追加により、5ページまで同時に表示でき、さらにニューロポインターでタブを指定することでダイレクトにページを開くことが可能になった。

 また、新たに横向きの画面表示が行えるようになり、解像度だけでなくアスペクト比もPC的な環境でWebページを閲覧することができる。

photophotophoto フルブラウザでITmedia +D MobileとITmedia ビジネスモバイルにアクセスしてみた。PCと同じようにとは行かないが、最初の記事を確認できる。ロゴしか確認できないN902iSのフルブラウザ(右)と比べると、情報量は雲泥の差だ。ニューロポインターを使って、タブや画面内のリンクを直接指定できるのもうれしい

photophoto 横向き表示にも対応。よりPDAやPCに近い雰囲気でWebページを見ることができる

photophoto iモードは従来通りQVGAの解像度で表示する。iモード向けコンテンツの多くは、QVGAサイズ以下で最適化されており、そのままVGA表示すると逆に見にくくなるため、拡大表示するという

 アウトカメラはオートフォーカス付きの有効320万画素CMOSで、画像の最大記録サイズは2048×1536ピクセル。撮影時はもちろん、撮った画像の閲覧においてもVGA+の高解像度で表示する。N902iSでは、有効200万画素のスーパーCCD ハニカムを搭載し、有効画素数は400万画素相当の2304×1728ピクセルだった。CCD ハニカムから通常のCMOSセンサーに変わったため、記録サイズでスペックダウンしているが、有効画素数はスペックアップしている。

 さらに、従来は静止画で6軸方向のみだった手ブレ補正機能が、動画の4軸方向でも補正する「ウルトラデジタル手ブレ補正」に進化。ムービー撮影でも手ブレに強いケータイとなった。

photophotophoto カメラ使用時もVGA+の解像度で表示が可能。さらに、動画撮影時にも手ブレ補正が有効となった。動画撮影画面(左)に手ブレ補正アイコンが点灯している

 ワンセグとHSDPA対応以外の903iシリーズで標準搭載となったGPS機能も、N903iではVGA+対応となっている。端末には、GPS機能と連携するiアプリの「ゼンリン地図+ナビ体験版」をプリセット。表示する地図画像の解像度が高いため、1画面あたりの情報量が多く、車載ナビゲーションシステム並の充実したナビ環境を提供する。説明員によると、測位方法はGPS測距を基地局との位置情報で補完する半自律型。


photophotophoto GPS機能から現在地を測位、地図を表示したりナビゲーションを行うアプリの呼び出しが可能。そのほか、位置情報をメールや電話帳で利用することもできる。

photophotophoto プリセットしているiアプリ「ゼンリン地図+ナビ体験版」からGPS機能を呼び出しているところ

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