MNP後の端末販売シェア、auとソフトバンクが増加──ドコモは5%減

» 2006年11月01日 21時31分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

 全国有力量販店のPOSデータを集計し、販売動向を調査するジーエフケー マーケティングサービス ジャパンは11月1日、番号ポータビリティ(MNP)前後の携帯販売動向を公表した。集計対象期間は番号ポータビリティ開始前日の10月23日から29日。

 同社の調査結果によると、10月平日(23日まで)の携帯販売台数を「100」とした場合、番号ポータビリティが開始された24日から27日は「169」。通常の平日と比べ、番号ポータビリティの開始を機に大きく販売数が伸びる結果となった。

 番号ポータビリティ開始日前後の販売台数シェアは以下の通り。

携帯キャリア別 MNP前後の販売台数シェア
  MNP前の
10月累計
10月
23日
24日 25日 26日 27日 28日 29日 MNP後の累計
NTTドコモ 51% 53% 43% 51% 44% 44% 45% 47% 46%
KDDI 34% 29% 45% 38% 35% 31% 36% 35% 36%
ソフトバンクモバイル 15% 18% 12% 11% 21% 25% 19% 18% 18%

 24日の番号ポータビリティ開始日にKDDIが躍進し、日別トップシェアを獲得したのを皮切りに、24日以降、落ち込んでいたソフトバンクモバイルも「端末頭金0円」施策を発表した26日に大幅に増加。携帯3社の販売シェアの差はこの日、もっとも縮まった。

 なお、週末28日、29日の販売台数は、転入・転出を含めた申し込みの殺到によりソフトバンクのシステム処理遅延障害が発生し、MNP手続きの受け付け業務を停止せざるを得なくなったトラブルも起こったが、10月22日以前の土日販売数と比べ、2倍近い伸びとなった。この期間はソフトバンクが顧客を逃した分、NTTドコモのシェアが回復したことも数値から判断できる。

 10月24日以降で最も売れた端末は、同日より発売されたドコモの「SH903i」。次いで、KDDIの「W43S」、同「W43H」、ソフトバンクモバイルの「905SH」が販売数を伸ばした。

番号ポータビリティ後の販売数量ランキング
1位 NTTドコモ SH903i
2位 KDDI W43S
3位 KDDI W43H
4位 ソフトバンクモバイル 905SH
5位 NTTドコモ SH902iS
6位 KDDI W45T
7位 NTTドコモ P902i
8位 NTTドコモ FOMAらくらくホンIII
9位 KDDI A1406PT
10位 NTTドコモ N702iD

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月21日 更新
  1. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  2. なぜ「060」携帯番号は18カ月あっても延期になったのか? それでも「慌てる必要はない」現状 (2026年07月20日)
  3. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  4. 「Pixel 11」は何が変わる? メモリ減少で100ドル前後の値上げも? 出そろったうわさを整理する (2026年07月19日)
  5. ショップとAIで差別化を図る「ドコモの銀行」――住信SBIネット銀行ユーザーからは戸惑いも (2026年07月19日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. 携帯番号に「060」が採用されるワケ 「電話番号とは何か」を歴史とともに振り返る (2024年10月09日)
  8. iPhoneやApple Watch一斉値上げ 17無印は14万2800円に、17eは10万円超え 加速する中古スマホ特需 (2026年07月18日)
  9. “特典終了”が続く「d払い」「dポイント」のお得さはどう変わるのか これからは「dカード」の利用が得策? (2026年07月17日)
  10. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー