入力しやすい?──「P903i」903iの“ここ”が知りたい「P903i」編(4)(2/2 ページ)

» 2006年11月22日 10時46分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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質問:文字入力、何か変わった?

photo 左がP902iS、右がP903i。ボタンサイズが気持ち大きくなったほか、「.」「@」「-」などを入力するキーの位置が[1]キーに移った

 P903iの日本語入力システムは「Advanced Wnn V2.1」。基本的にはP902iSと同じバージョンだ。

 ただし、辞書登録語数がP902iSの15万語から19万語に増えたほか、操作インタフェースがいくつか進化している。

 1つ目は変換候補の表示数。P902iSは2列×3行の6候補であったのに対し、2列×4行の計8候補が表示されるようになった。

 2つ目は入力回数軽減の工夫。文章の切れ目となる句読点を入力し、確定すると自動的に本文エリアまで確定してくれるようになった。[決定]キーを押す回数が1回減った。

 3つ目は「.」「@」「-(ハイフン)」「_(アンダーバー)」「/(スラッシュ)」など、半角英数入力時によく使う文字キーの位置の変更。P902iSの[*]キーから[1]キーに移った。

 最後は、漢字変換中における「英/数/カナ切り替え」機能の追加。例えば「漢全」モードで「か・さ・た・な」と入力し、変換する場合、P902iSも「傘棚」などの日本語変換候補の後に「adgj」「2345」などの候補は表示される。しかし、日本語の変換候補が多かった場合は下キーを何度か押し、その文字を探す必要があった。対してP903iは「英/数/カナ切り替え」機能が用意され、[iモード]キーで、明示的にカナからアルファベット/数字用文字列に切り替えられるようになった。

photophoto 変換候補は2×4の8つ表示されるようになった。変換候補表示中、「英数カナ」([iモード]キー)で英数カナ候補表示モードに切り替えられる
photophotophoto 入力文章、文節の最後で句読点も含めて入力して変換を行うと、自動的に本文エリアへ移動するようなった。句読点がない変換候補の場合は従来通り、入力確定後、もう一度「決定」することで本文エリアへ移動する

 蛇足だが、メール使用時に便利なTIPSをいくつか紹介しておこう。

  • [メール]キーの2回押し:新規メール作成(P903iより搭載)
  • [メール]キーの長押し:センター問い合わせ(従来より搭載)

 受信/送信済みメール内容表示時のショートカットは以下の通り。

  • [1]キー:メール保護
  • [3]キー:文字サイズ変更(縮小→標準→拡大→縮小、以後繰り返し)
  • [5]キー:「From」欄(受信メール)/「to」欄(送信済みメール)の名称/メールアドレス表示切り替え
  • [0]キー:メール削除

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