カスジャケ、流用できる?──「P903i」903iの“ここ”が知りたい「P903i」編(2)(1/2 ページ)

» 2006年11月08日 22時18分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photophoto 11月1日より発売されれた「P903i」。カラーはホワイト×パールストライプ、ブラウン×シルバー、オレンジ×オレンジの3色。カスタムジャケットはパールストライプ(ホワイト×パールストライプに同梱)、オレンジ(オレンジ×オレンジに同梱)、シルバー(ブラウン×シルバーに同梱)、マリンフラワー、ストライプピンク、グリーンタイル、フォトブラック、ドットグレー、ホワイトシェル(以上、右写真)のほか、クリアジャケットの全10種類を用意する

質問:カスジャケ、流用できる?

photo 左からP903i、P902iS、P902i。パッと見のイメージは似ているが、形状はやや異なる

 NTTドコモの“P”端末として、ワンプッシュオープン機構と並んでおなじみとなっているカスタムジャケット。背面のジャケットパネルを付け替えることで、端末を自分好みにカスタマイズできるのが大きな特徴だ。

 P903iはベースカラーにホワイト/ブラウン/オレンジの3色を用意し、別途、パールストライプ(ホワイトに同梱)、オレンジ(オレンジに同梱)、シルバー(ブラウンに同梱)、マリンフラワー、ストライプピンク、グリーンタイル、フォトブラック、ドットグレー、ホワイトシェル、クリア、計10種類のカスタムジャケットも販売する。価格はドコモショップ価格で各色925円(税込み)。

 さて、毎回新機種が登場するたびに問われるのが「カスジャケは流用できるのか」という質問。

 P903iのボディデザインは、P902i/iSと見比べるとスクエアで、より長方形に近い。とくに底面(ディスプレイ先端)の形状を見比べるとその違いがよく分かる。また、銀色のふちで囲まれていたレンズ周りの形状も変わり、背面液晶の位置も異なっている。

 そのため、パナソニック モバイルは「形状がかなり異なるので、基本的には流用できない」としている。


photophoto P903i用カスタムジャケットを従来機種に合わせてみた。左からP900i、P901i、P902i、P902iS。カメラレンズの部分は特に形状が違う(左)。斜めから見ると形状の違いがよく分かる。ジャケットが本体からはみ出ている機種も(右)
photo ただしP902iSに当ててみると、下2つのねじ穴位置は合致した。お勧めはできないが固定“は”できる

 なお従来機向けのカスタムジャケットは、純正品以外にサードパーティからも発売され、特徴的な製品も多数登場している(関連記事.1関連記事.2関連記事.3)。P903i用も今後、続々登場することだろう。

photo 裸のP903i。ロボットっぽい雰囲気がなかなかよいのだが、ノンジャケスタイルでの利用は今回、想定されていない

質問:カスジャケ、“光って浮かび上がる”様子が見たい

 P903iは背面のカメラレンズ下に2灯のLEDが内蔵され、着信時やメール受信時、音楽再生時、ICカード読み取り時などに淡く光る、「イルミネーション機能」を備える。P902iSに採用した、ドットパターンのような動きも表現する機能は省略されたが(変わりに96×64ピクセル表示対応の1インチ背面液晶が復活)、“光り”の演出は健在だ。

 FeliCaリーダーなどICカードの読み取り装置にかざすと点灯する「ICカードイルミネーション」、音楽再生開始時に約15秒間点灯する「ミュージックイルミネーション」のほか、着信時、通話中、不在/未読、クローズ、プッシュトーク、サイドボタン操作の各場面で“光り方”の設定が行える。

photophoto シルバージャケットは蔓のような植物の模様が浮かび上がる(左)。フォトブラックジャケットは付属するデザイン台紙を挟むと絵が浮かび上がる(右)

 なお、装着するジャケットによって光り方もカスタマイズできる。ブラウンカラーに付属するシルバージャケットは蔓のような植物の模様が浮かび上がる仕掛けがあり、無柄のフォトブラックジャケットでは同梱される台紙を挟むと、その柄が透過して浮かび上がる。

 ちなみに同梱される台紙は、よくある普通の紙にあらかじめ絵が描かれているだけのもの。そのため、自分好みのものも簡単に自作できる。透明のクリアジャケットも間に絵を描いた紙を挟んだり、色を塗ったりとカスタマイズできる幅が広いが、“光り”も自作できるのはなかなか面白い試みだ。

photophotophoto フォトブラックジャケットに付属するデザイン台紙(左)。黒をベースに、透過させたい部分を白抜きする(中)。裏から見るとシマウマの絵が透けて見える。自作する際はこの“透け”具合がポイントになる。挟む紙はよくあるコピー用紙などでよさそうだが、厚いものだと光りが透過しにくく、間に挟めない可能性もあるので注意したい(右)
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