フロントメディアは、同社が運営するケータイ専門TV局「Qlick.TV」の会員数が、3月15日に100万人を突破したと発表した。
2006年4月30日のサービス開始以来、約10カ月半で100万会員を突破。フロントメディアでは、携帯による動画視聴浸透や、10代のパケット定額制加入率が7割を超えることなどが要因と分析している。
また会員増につながった要因としては、Qlick.TVの静止画のみを提供していたau端末向けに映像配信サービスを試験的に開始したことや、3月5日からiモード上の公式サイトに「動画/ビデオクリップ」カテゴリーが新設されたことなども挙げている。
同サービスのユーザーは約4割を10代が占めるなど若年層の構成比が高く、10代・20代のユーザーにはアニメ・音楽系の番組が、30代男性にはニュース番組が人気だという。また、収益の柱となる「モバイル動画CM」は、累計20社からの出稿実績がある。
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