NTTアドバンステクノロジは4月9日、3G携帯電話機のテレビ電話相互接続性検証・解析をサポートする総合試験ツール「ProLab 3G-324M」を、NTTドコモに販売したと発表した。
ProLab 3G-324Mは、イスラエルのRADVISIONが開発したツール。3G-324Mという、テレビ電話などで用いられるオーディオ・ビジュアル通信規格のテストができる。通話中の2台のテレビ電話のシグナリングとメディアを両端末に影響することなくモニタする「インタセプタ」機能、ネットワーク問題の擬似機能、画像品質解析機能、自動試験実施機能と自動結果評価機能などを装備している。
中でも、3G携帯端末のテレビ電話擬似機能を持つこと、H.223、H.245のモニタ・解析機能を装備していること、IMTC(International Multimedia Teleconferencing Consortium)やGCF(Global Certification Forum)のテストケースがあることが評価され、ドコモへの販売が決まったという。価格は525万円から。
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