NTTデータは5月から、個人向けインターネットバンキングサービス「ANSER-WEB」で、携帯アプリを利用した「ワンタイムパスワード」サービスを開始する。
従来のワンタイムパスワード認証では、利用者にパスワード生成用の専用ハードウェアを配布する必要があったが、今回提供するサービスでは、同社が開発した携帯アプリでワンタイムパスワードを生成可能になる。これにより利用者は、専用ハードウェアを持ち歩くことなく安全にインターネットバンキングを利用でき、金融機関は専用ハードウェアの配送コストや、管理に伴うコストなどの運用負荷を軽減できる。
同サービスは、岩手銀行、京都銀行、紀陽銀行インターネット支店、関西アーバン銀行、京都信用金庫で2007年度第1四半期中に提供が開始される予定だ。
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