携帯に向かってパンチを繰り出せ――「直感☆ボクシング」動画で見る直感ゲーム

» 2007年04月23日 15時00分 公開
[磯野正学,ITmedia]

 「直感☆ボクシング」は、誰でも手軽に楽しめるボクシングゲームだ。自キャラクターと敵キャラクターには体力ゲージが設けられており、攻撃を与えれば相手の体力が1メモリ減り、攻撃を受ければ自分の体力が1〜数メモリ減っていく。自分の体力メモリがなくなる前に、相手の体力をなくせば勝ちだ。カウントや判定は存在せず、すべてKOのみで勝負が決まる。“相手の体力メモリをゼロにすれば勝利”――ルールは非常に分かりやすい。



コンテンツ名 「直感☆ボクシング」
料金 月額105円
配信日 対応機種発売日から
対応機種 「SH904i」「P904i」
アクセス ・iモード:「メニューリスト」→「ゲーム」→「ミニゲーム」→「直感☆\100ゲーム」(※サイト公開は対応端末の発売後)
・携帯メールで検索!『game@mtap.jp』件名に「ゲームタイトル」を入れて送信!

ボクシングの駆け引きが手軽に味わえる

 これまでのボクシングゲームは、キー操作で相手のパンチをかわしてスキをうかがい、ボタンを押してパンチを繰り出すというものが多かった。だが直感☆ボクシングでは、試合が始まってからキー操作を行う必要は一切ない。カメラのセンサを利用して操作することになる。

 どのようにプレイするかというと、まず机などの水平な場所に携帯を約110度程度開いて置き、その正面に少し離れて座る。そして携帯に向かって手を突き出せば、カメラのセンサが動きを感知し、ゲーム中の自キャラクターがパンチを繰り出す仕組みだ。同様に左右に体を動かせば、それに合わせてボクサーが移動して相手のパンチをよけられる。ボクシングをしている臨場感を、タップリ味わえる操作感覚だ。

 独特の操作形態のため、試合展開はゆったりしており、常にパンチの応酬があるというわけではない。ゲーム中はセコンドが「うて!」「きめろ!」「よけろ!」というように、声で指示を出してくれる。これに合わせてパンチを出したり、よけたりすればいい。指示は画面左上にアイコンでも表示される。

 ただし、セコンドの指示は時々、アイコンが「?」、セリフが「いけーーーー!!」「あーーーー!!」となり、一瞬判断に迷うことがある。分かりやすい指示だけでは簡単すぎるためだと思うが、最初に聞いた時はやはり混乱してしまった。ちなみに「いけーーーー!!」は攻撃、「あーーーー!!」は避ける指示となっている。

photophotophoto (C)GenkiMobile

 カメラのセンサを利用しているため、感度を気にする人は多いと思うが、ストレスなく遊べるので心配はいらない。体を動かせばすぐに反応してくれるし、右手を出せば右パンチ、左手を出せば左パンチを繰り出す。むしろ反応がよすぎて、ちょっと体を左右に動かしただけでよける動作をしてしまったほどだ。

 操作やルールは極めてシンプルで、ボクシングを知らない人や女性でも遊べる直感☆ボクシング。反面、“視覚”“聴覚”“反射神経”を駆使する、実際のボクシングのような緊張感のある作品に仕上がっている。

※本原稿は開発途中のゲームをプレイして執筆しております。

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