喜久川氏はAdvanced/W-ZERO3[es]の販売台数について「内部目標などは設定しているが、公表は差し控えたい。ただ、スマートフォン市場をより大きくする意志はある。そのためには、Advanced/W-ZERO3[es]が越えるべきファーストステップは10万台だろう。10万台を越えてから、どのように普及させるかが問題」と話し、これまで同様堅実に成長させたいとコメントした。
また、同社副社長の土橋匡氏はAdvanced/W-ZERO3[es]の販売方法について「供給するシャープさんの都合もあり、当面はW-SIMとのセット販売になる。本体のみの販売は少し遅れるだろう。すでにW-ZERO3/W-ZERO3[es]シリーズを持つW-SIMユーザーも多いと思うが、Advanced/W-ZERO3[es]にセットするW-SIMはW-OAM対応のため、(単体購入ではなく)機種変更していただいても良いと思う」と説明した。
なお、Advanced/W-ZERO3[es]の発売後もW-ZERO3[es]は併売するが、在庫がなくなり次第販売を終了するという。一方、W-ZERO3については「よりPCに近い端末としてまだまだニーズがある」(ウィルコム)ため、今後も現行機種として販売していく。
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