Nokiaは6月18日、シンガポールで開催中のイベント「NOKIA CONNECTION 2007」で、新モデルを発表した。新たに登場したのは、カテゴリー6のHSDPA端末「6121 classic」とW-CDMA/GSM対応の音楽ケータイ「6267」、フラットなストレート型GSM端末の「3500 classic」の3モデル。
6121 classicは、重さ89グラム、厚さ15ミリという小型軽量なストレートボディのHSDPA/GSM端末。下り最大3.6Mbpsの通信が可能なカテゴリー6に準拠しており、手のひらサイズの小さなボディで高速通信を利用できる。
底面には撮影補助用ライトを備えた200万画素カメラを装備。MP3やM4A、eAAC+、Windows Media Audioに対応する音楽プレーヤーやBluetooth、miniUSBスロット、フルブラウザ、ステレオ対応のFMラジオ、最大2GバイトのmicroSDを利用できる外部メモリスロットを装備する。
ボディカラーはBlack、Pearl White、Pink、Sand Gold、Dark Blueの4色。2007年第3四半期にオーストラリアとニュージーランドで販売することが決まっており、日本での販売は未定。
6267は、背面に128×160ピクセルのカラー液晶と音楽操作専用のキーを備えたW-CDMA端末。中央のキーを押すとミュージックプレーヤーが起動し、左右のキーで曲送りや曲戻し、側面のボリュームキーで音量調整ができるなど、閉じたまま音楽関連の各種操作を行える。ただし、プレイリスの切り替えは閉じたままでは行えず、いったん開いてから設定し直すことになる。
30Mバイトの内蔵メモリと、最大4GバイトまでのmicroSDに音楽を保存可能。音楽プレーヤーの対応フォーマットはMP3、MP4、AAC、eAAC+、Windows Media Audio。マルチタスクに対応しているため、メールやWebを利用しながら音楽を聴くことも可能だ。
撮影補助用ライト付きの200万画素のカメラは最大8倍のデジタルズームに対応。フルブラウザやステレオ対応のFMラジオ、Bluetooth、miniUSBスロットなどの機能を備える。
ボディカラーはBlack、Orange、Lavender、Electric Blueの4色がラインアップされ、2007年第3四半期に発売予定。なお、Orangeはアジアエリアで販売する予定はないという。
「欧州に比べてアジアのユーザーは、携帯をステータスの象徴と考える人が多く、デザインへのこだわりも強い。そんなアジアのユーザーのために開発したケータイ」(Nokia説明員)──こんな開発陣の思いが生んだ端末が、GSM端末の3500 classicだ。
このストレート型端末は、一枚のガラス板のようなフラットボディが特徴。端末の周囲には本物のメタルを採用して高級感を演出している。
厚さ13.1ミリ、重さ81グラムのボディにステレオ対応のFMラジオや音楽プレーヤー、200万画素カメラ、Bluetoothを装備。2007年第3四半期に発売予定だという。
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