パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「810P」には、スライドを開いて着信応答、閉じて終話する連動機能が用意されている。デフォルトではオフになっているので、メニューの「設定」→「通話設定」→「オープン/クローズ」→「オープン着信応答」と「クローズ通話終了」でオンに設定すれば利用可能だ。
このほか、不在着信のインフォメーションが表示されているときに本体を開くと着信履歴が表示される「オープン不在着信表示」や、本体を閉じると画面が暗くなって電池の消耗を減らせる「クローズパワーセーブ」も用意されている。
810Pはスライド端末ということで、閉じた状態でどのようにキーロックをかけられるのかを気にする声が多かった。810Pでは、本体を閉じた状態で電源をオンにしたり、待受時に本体を閉じると、自動的に誤操作防止(キーロック)がオンになるので、閉じたまま誤操作する心配はない。
この設定はオフにもできる。メニューの「設定」→「一般設定」→「誤操作防止」→「クローズ自動設定」から「オフ」を選べばよい。誤操作防止は、待受時に決定キーを長押しして手動で設定することも可能だ。
ポケベル入力(2タッチ入力)を使って文字入力できるか、という質問も寄せられた。確認したところ、810Pはポケベル入力には対応していなかった。
810Pと同じく「フラットスライド」機構を採用したドコモの「P704i」は、本体を開くと撮影補助ライトが点灯し撮影時にはさらに明るく光る「スマートフラッシュ」を搭載している。一方の810Pは撮影補助ライトを搭載しておらず、暗い場所を撮影する場合は「ナイトモード」を利用する。
音声着信やメール受信時に光るイルミネーションは、ディスプレイの左上に用意されており、6種類のカラーを選択できる。イルミネーションはアドレス帳のデータやグループごとに設定できる。
なお、レッドで確認したところ、キーバックライトはキー全体が発光するタイプのようで、視認性も良好だ。
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