1100シリーズは携帯電話と同じ感覚で使えるWindows Mobile端末──ドコモ永田氏(2/2 ページ)

» 2007年08月30日 23時38分 公開
[園部修,ITmedia]
前のページへ 1|2       

無線LAN、Bluetooth、FeliCaなど、豊富な機能を搭載──富士通製「F1100」

Photo 富士通 経営執行役上席常務の伊藤公久氏

 永田氏に続き登壇した富士通の経営執行役上席常務、伊藤公久氏は「富士通にとって、新しい機能や分野にチャレンジするための戦略商品だ」とF1100を紹介した。ターゲットは主に法人ユーザーになるが、現行のモバイルソリューションに加えて、新しい提案ができる付加価値製品と位置づけている。

 Windows Mobileの採用は、富士通にとって“新しいチャレンジ”の1つだと伊藤氏は言う。Windows Mobileには、PC向けのWindows と同じ環境でアプリケーションの開発ができるため、業務用システムが容易に作れるという利点がある。

 特徴的なのは、HSDPAとIEEE802.11a/g/bの無線LANに対応する点で、社外では高速な通信が可能なスマートフォン、社内ではVoIPを利用した内線電話として利用可能だ。F1100は、Windows Mobile端末としては初めてPASSAGE DUPLEに正式に対応。ビジネスmopera IPセントレックスもサポートする。

 企業ユースもしっかりサポートするため、富士通製ハイエンド端末ではおなじみの指紋認証によるセキュリティを搭載するほか、遠隔操作で端末をロックする機能、遠隔で端末内のデータを消す「リモートワイプ」機能なども提供。FeliCaを搭載するため、入退館管理や鍵などとしても使え、最大限のセキュリティを確保している。

 最後に伊藤氏は「F1100は、企業向けのソリューションビジネスで使っていただくことを強く意識した、富士通ならではの商品。多くの方に使っていただきたいとお願いすると同時に、富士通自身も自社のキーコンポーネントの1つと位置づけ、さまざまなモバイルソリューションに利用し、活用していきたい」と語った。

TouchFLO技術を採用したHTC Touchの3G版──HTC製「HT1100」

Photo HTC 最高経営責任者のピーター・チョウ氏

 台湾HTCからは、最高経営責任者のピーター・チョウ氏が来日し、HT1100を紹介した。HT1100は、2007年6月に発売した「HTC Touch」をベースに開発されているため、チョウ氏はHT1100を「HTC 3G Touch」と呼ぶべきもの、と紹介した。

 HTC Touchには、ユーザーが指1本でさまざまな操作を行える「TouchFLO」技術が搭載されており、ダイヤルキーを持たない端末ながらも快適な操作性を実現している。これは「ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現した新しい技術」(チョウ氏)で、指先のジェスチャーをしっかり認識できるという。「スムーズに自然な形で指を動かすだけで、目的の動きが達成できる」(チョウ氏)

 今回発表されたHT1100は、このTouchFLO技術を継承しつつ、HSDPA対応に進化させ、スライド式のダイヤルキーを搭載して、日本で一般的な携帯電話との親和性も高めたモデルだ。ドコモ向けにマナーモードやドライブモードなどを追加しているほか、FOMAプラスエリア(800MHz)対応のためのスペックも盛り込んでおり、ドコモとの共同開発という形になっている。

 待受画面にはWindows MobileでおなじみのTodayではなく、独自の「HTC Home」を採用。時計や天気予報、ランチャー、音量操作などに対応しており、携帯電話のように操作できる。

 アプリはWindows Mobileに標準搭載のものに加え、オーディオプレーヤーやFMラジオ、YouToube Mobileの動画も視聴できるストリーミングメディア、インターネット接続やメールアカウントを自動設定してくれるmoperaUユーティリティなどを用意するなど、細かく手が加えられている。Bluetoothを搭載しており、音楽がワイヤレスで再生できるほか、外付けキーボードの接続などもサポート。ヘビーに使いこなしたいユーザーにも十分な機能が備わっている。

 「HT1100は、TouchFLOのテクノロジーとHTCの革新的な新ユーザーインタフェースにより、ユーザーは簡単にさまざまな操作ができる。サイズはコンパクトで軽く、デザインもスマート。一般のコンシューマーユーザーにも魅力的な端末になっていると思う」(チョウ氏)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  6. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  9. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  10. 「iPadOS 27」発表 Siri AI対応で生産性が向上、スクショから調べ物も可能に (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー