カスタマイズ心をそそる、細かな設定の数々──「W52SA」を試す:「W52SA」レビュー(1/2 ページ)

» 2007年09月06日 01時31分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 三洋電機製の「W52SA」は、スリムでシンプルなボディに2.8インチワイドQVGAディスプレイ、ワンセグ、おサイフケータイなどのトレンド機能をバランスよく搭載したWIN端末。回転2軸機構を採用しており、ディスプレイを表にして折りたたんだコンパクトな形でワンセグを楽しめる。

Photo ディスプレイを表にして折りたたんだ「フロントスタイル」でワンセグを視聴できる「W52SA」。モノクロTFTの背面ディスプレイも搭載し、明るい場所ならバックライトなしで時刻などの各種情報を確認できる。EZ・FMにも対応しており、FMラジオも聴ける

Photo 回転2軸ボディの「W44T」と並べたところ。ディスプレイ側ボディがとても薄いことが分かる。赤外線ポートを搭載した端末の先端部には、光の当たる角度によって微妙に色が変わる特殊加工が施され、これがデザイン上のアクセントになっている(左)。ワンセグ/FMラジオ用のロッドアンテナは、先端部が本体からはみ出すことなくきれいに収まる。ヒンジ部もスマートに処理され、最厚部となるこの部分でも厚さは約20ミリ。最厚部は「W53T」と同じで、「W52SH」より1ミリほど薄い(右)

 「Just Simple」をコンセプトとするボディデザインは、細部までフラットな仕上げにこだわった。先端部の金属パーツを採用したワンセグ/FMラジオ用アンテナ部も、きれいに処理しており、ボディカラーごとに異なる質感で仕上げるなど、同じボディ形状ながら各カラーごとに異なる個性を持たせている。

Photo 付属の卓上ホルダーは2段階に角度を変えられる。左右で端末を抱え込む構造なので、面倒なロック操作は不要だ。ディスプレイの周辺部には映り込みを防ぐつや消し加工を施している

 ダイヤルキーはフレームレスタイプのものを採用。キーは1つ1つの面積を大きく取り、キーの上下の端にくぼみを持たせて境目を分かりやすくしている。ストロークも十分確保されるなど操作性は良好だ。十字キーの周囲にレイアウトされた4つのソフトキーも大きく、誤操作の心配が少ない。

Photo ダイヤルキーはフレームレス。一般的な折りたたみ端末と比べると、キーの占有スペースは若干上下にシュリンクされているが、その分、指の移動が少なくて済むことからかえって使いやすい印象も受けた。ダイヤルキーのキートップの上下にはしっかりとしたくぼみがある

Photo サイドキーは右側面に配置。ページスクロールなどにも利用できるが、左手で操作する人にとっては使いにくい。フロントスタイルでのワンセグ視聴やカメラ利用を考慮してキーの配置を決めたようだ

ワンセグのワンタッチ起動をサポート、柔軟な輝度調整

 ワンセグ機能は、ほかのauのワンセグ対応機と同様「au Media Tuner」を採用し、基本的な操作性はほぼ同じ。音声のみのバックグラウンド再生やEPGとスケジュール機能を利用した予約録画機能もサポートする。サイドキーを使ったワンセグのワンタッチ起動や、ディスプレイを表にして折りたたむ「フロントスタイル」に連携したワンセグ起動にも対応する。

Photo ワンセグは縦、横どちらの画面でも視聴可能。横画面のフルスクリーン表示もサポートする。フロントスタイルにすると自動でフルスクリーン表示に切り替わる
Photo 省電力モードをオンにすると、音声のDBEX機能が無効になり、視聴時感が延びる。フロントスタイルへの切り替え時に加え、充電時開始時のワンセグ自動起動にも対応

 フロントスタイルのワンセグ視聴時でも各種サイドキーでチャンネル切り替えや音量調整を行え、閉じるとサイドキーを自動ロックするキーロック機能を設定していても、ワンセグ利用時には自動で解除される。

 W52SAのワンセグ機能で便利なのは、2つの輝度調整(正確にいえばバックライトの明るさ調整)機能が連携する点だ。5段階の「明るさ設定」と、利用時の環境光を検知して明るさを自動調整する「光センサー」はそれぞれオン/オフに設定でき、光センサーは「明るさ設定」の設定を基準に動作する。環境光に連動した明るさの自動調整機能自体はさほど珍しくないが、多くの場合、完全におまかせになってしまう。W52SAでは「明るめで自動」「暗めで自動」といったように、好みや利用環境に合わせた明るさの自動調整が可能だ。

Photo 明るさ設定と光センサーは設定が独立しており、連動して動作する。ピクト表示のオン/オフはフルスクリーン表示の際に機能する設定だ

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