ネットエイジアは11月22日、「高校生とケータイとの関わり方」に関する調査結果を発表した。調査は2007年10月20日から同26日まで、携帯電話を使用している全国の高校生を対象に行った。
同調査によれば携帯電話を初めて持った年代は、「中学3年生」という回答が26.2%、「中学2年生」が14.3%、「中学1年生」が13.2%となり、中学生時代にケータイを持った割合は53.7%となった。地域別に見ると、関東の高校生は中学生でケータイを持った割合が59%と、他地域と比較して高かった。また「小学校入学以前」を含めた「小学生でケータイを所有」した割合は15.3%となっている。
携帯電話は“何のための道具か”を聞いたところ、男子のトップ3は「コミュニケーションするための道具」(25.2%)、「メールするための道具」(22.4%)、「何でもできる万能な道具」(18.2%)だった。女子のトップ3は、「生活するため、絶対なくてはならない道具」(30.2%)、「コミュニケーションするための道具」(23.6%)、「メールするための道具」(16.4%)となり、男女でケータイの位置付けに違いが見られた。
ケータイ、パソコン、テレビ、ゲーム機のうち、取り上げられると最も困るものについては、「ケータイ」という回答が73.4%で最も多かった。以下「パソコン」が11.8%、「テレビ」が11.7%と続き、「ゲーム機」は3.1%と少ない。男女別では、女子での「ケータイ」という回答が81.2%に上り、男子の65.6%よりも高い割合になっている。
月額のケータイ料金は、「7000円」が27.1%、「8000円」が18.1%、「1万円」が12%で上位を占め、平均は7520円。ケータイ料金の支払いは、「全額親」が80.2%、「全額自分」が10.2%、「自分と親が半々」が4.4%、「自分が大半で、少し親が援助」が3.3%と、親頼みの実態が明らかになった。
なお、今の生活で楽しいと思うことを複数回答で聞いたところ、「友達としゃべる」「友達と遊ぶ」「寝る」がトップ3。以下「テレビを見る」「マンガを読む」「ケータイでメールする」「ショッピング」「通話・メール以外のケータイ利用」「ゲームをする」「食べること」となった。
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