インターネットイニシアティブ(IIJ)とNTTドコモは12月17日、IIJがドコモのMVNOとして、FOMAハイスピードのネットワークを利用したデータ通信サービスを提供することで基本合意したと発表した。IIJはドコモのHSDPA網を利用してデータ通信専用端末を活用する最初のMVNO事業者となる。
IIJはまず2008年1月をめどに、法人ユーザー向けに下り最大3.6Mbpsのデータ通信が可能なインターネット接続サービスを提供する計画。運用面など詳細はこれから検討する。
今後IIJは、データ通信サービスを利用する法人顧客に対し、データ通信端末からネットワーク、データセンターでの業務システムの保守運用まで含めた一元的なアウトソーシングサービスも提供する予定だという。
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