ワンセグケータイ“最薄”(2007年11月現在)のスリムボディに、シンプルな折りたたみ形状。薄さと使いやすさをテーマにするパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のFOMA端末が「P705i」。ボディカラーはサニーピンク、プレミアムダーク、デイライトブルー、モーニングホワイトの4色を用意する。
スクエアの中にやや丸みを持たせたボディとともに、ほどよく抑えられたポップでつややかな色を採用したことで、女性層にも受け入れやすい柔和な印象を受ける。一方、半つや消し塗装を施すプレミアムダークも嫌みがなく、男性も違和感なく所持できる色づかいだ。
ただしその柔和な印象とは裏腹に、ワンセグや3インチディスプレイ(ワイドQVGA)、音楽機能、FOMAハイスピード(HSDPA)、おサイフケータイ、国際ローミング(3G)、手ブレ補正付きのAFカメラなど、ハイエンドの905iシリーズに劣らず高い機能を備えるのもポイントの1つとなる。


ムーミンのきせかえツールもプリインストールする。待受(左)やメニュー(右)以外に、電話発着信やメール送受信などの画面、バッテリー/電波アイコンなども一括で“ムーミン”仕様に変わる。ムーミンコンテンツはこれらのほかに、デコメ絵文字やテンプレート、デコメピクチャなども用意する
ワンセグは[カメラ]キーの長押しかメニューから起動する。ワンセグアンテナを本体内蔵型としたことで、わずらわしいロッドアンテナを伸ばさなくてもよいのがスマートだ。本体全体がアンテナの役割を果たすようで、受信感度も既存のロッドアンテナ搭載のワンセグ携帯と遜色ないレベルに達するという。メニューの構成や使い勝手は「P905i」とほとんど変わらない
P905i(左)と同一の番組を受信して比較(双方、画質モード:ダイナミック、液晶AI:オン、明るさ設定:自動設定 に設定)。P705iも、P905iと同様に高画質化技術“モバイルPEAKSプロセッサー”を搭載するが、液晶パネルの違いからか見え方はやや異なっていたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.