日立製作所製の回転2軸型WIN端末「W61H」は、背面に電子ペーパーディスプレイを搭載し、模様が変化するというユニークな端末だ。
約2.7インチの電子ペーパーディスプレイ「シルエットスクリーン」は、端末背面の大部分を占め、電話の着信やメールの送受信時、アラーム鳴動時などにデザインが変化。白黒2色のアニメーションや静止画など、合わせて95種類のパターンが用意されている。ちなみにシルエットスクリーンのデザインはボディカラーにより異なり、クリスタルホワイトとグラファイトブラックには「サルビア」のグラフィックデザイナー、セキユリヲ氏がデザインしたものを採用。リキッドグリーンは植物アート風のオリジナルデザインとなっている。
メインディスプレイは「Woooケータイ W53H」で採用していた有機ELではなく、約2.8インチのIPS液晶だ。解像度はワイドQVGA(240×400ピクセル)。ワンセグは内蔵アンテナで視聴でき、ホイップアンテナを引き出す必要がない。画質処理エンジンは、ハイビジョンテレビ“Wooo”の技術をベースにした「Picture Master for Mobile」を採用。Woooの名は付かないものの、日立製端末ならではのワンセグ映像が楽しめる。
ボディのサイズは約15(幅)×107(長さ)ミリとW53Hと同等で、厚さは約17ミリと少し厚め(W53Hの厚さは最薄部14.2ミリ)。デザインは香水などの化粧品ボトルをモチーフにした透明感のあるものとなっている。カメラは有効約197万画素で、外部メモリはmicroSDが利用可能だ。
新サービスの「au Smart Sports Run&Walk」には対応しないが、LISMOビデオクリップやワンセグ、EZ FeliCa、PCサイトビューアー、オープンアプリプレーヤーといった基本機能はしっかり押さえている。
機種名 | W61H |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×107×16.9ミリ(最厚部19.8ミリ) |
重さ | 約137グラム |
連続通話時間 | 約250分 |
連続待受時間 | 約340時間 |
カメラ | 有効約197万画素 |
外部メモリ | microSD(別売り) |
メインディスプレイ | 約2.8インチワイドQVGA(240×400ピクセル)IPS液晶 |
サブディスプレイ | 約2.7インチ 電子ペーパー |
主な機能 | LISMOビデオクリップ、ワンセグ、災害時ナビ、EZ FeliCa、EZケータイアレンジ、PCサイトビューアー、赤外線通信、オープンアプリプレーヤー、au Smart Sports「Run&Walk」(要アプリダウンロード) ほか |
ボディカラー | クリスタルホワイト、リキッドグリーン、グラファイトブラック |
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