5メガCMOSに光学3倍ズームレンズ、顔認識AF、スマイルシャッターという「Cyber-shot」ブランドにふさわしいハイスペックなカメラ機能を備えた「W61S」。ドコモ版Cyber-shotケータイ「SO905iCS」にはない機能として、ワンセグとBluetoothに対応した。
さらに新プラットフォーム「KCP+」の採用により、LISMOオーディオ機器連携やau oneガジェット、マルチプレイウィンドウといった便利機能が利用可能。EV-DO Rev.Aのサポートによりテレビ電話のほか、下り最大3.1Mbps/上り最大1.8Mbpsという通信速度でのパケット通信が行える。さらに、auの新サービス「au Smart Sports」「LISMO VIDEO」にも対応した。
発表会場で展示された「W61S」は試作機ということもあり、外観以外は、カメラ機能の一部しか確認できなかった。今回チェックできたカメラ機能のユーザーインタフェースと自動レンズカバーの動作、SO905iCSではサポートしないフォトビューアー機能やAV出力機能について紹介したい。
レンズカバーは自動で開閉するタイプで、カメラ起動でオープン、カメラ終了でクローズする。レンズカバーの開閉でカメラモードをオン/オフするSO905iCSとは逆だ。
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W61Sは、カメラモードからボタン1つでフォトビューアー機能を呼び出せる。カメラ機能に注力した携帯電話であっても、画像の再生画面はメニュー画面に戻ってから端末内や外部メモリにアクセスする必要があったり、前後画像への切り替えやサムネイル表示が遅く、ブラウジングに難があることが多い。Cyber-shotケータイはデジカメモードからワンタッチで画像再生モードへ切り替えが可能で、画像のブラウジングも快適に行える。
なかでもW61Sのフォトビューアー機能では、十字キーの左右で画像送りを続けているとサムネイル一覧が画面下に表示され、素早く目的の画像を探し出すことができる。
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W61SはAV出力機能を備えており、付属のAVケーブルを接続して端末内の画像をテレビに出力できる。また、卓上ホルダにはUSB端子が搭載されており、「BRAVIA(ブラビア)」などのUSB端子搭載の薄型テレビと接続してフルHD(1920×1080ピクセル)画質の画像を映し出すことも可能だ。
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