写真で解説する「W61K」(1/2 ページ)

» 2008年01月29日 23時21分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 「W61K」

 京セラ製の「W61K」は、主に女性層を意識したコンパクトなスタンダードモデル。ボディの厚さよりも幅や高さを小さくすることを重視し、幅47ミリ、高さ99ミリというサイズを実現した。

 携帯電話を選ぶ際、男性は端末をポケットに収めることが多く薄さを重視するが、女性は携帯電話をバッグやポーチに入れて持ち歩くことが多いため、手にしやすく取り出しやすい大きさであるかを重視するという。またボディを薄くし過ぎても、“幅が広くなる”“開けにくくなる”など、女性にとって使いやすくなるとは限らないため、W61Kの厚さは17.8〜18ミリという薄さと使いやすさのバランスの取れたサイズになっている。

photophoto カラーバリエーションはセレニティピンク、グリマーホワイト、バーニッシュブラックの3色

 女性を意識したという1つの特徴が、背面パネルをU字に縁取って光るカービングイルミネーション。明るさも比較的抑えめで、端末の開閉時や通話着信やメール受信、おサイフケータイ利用時などにさり気なく光り、上質感を演出しする。W61Kのカラーバリエーションはセレニティピンク、グリマーホワイト、バーニッシュブラックの3色で、ボディカラーごとにパネルの質感と仕上げも異なっている。その異なるパネルにあわせて、彫刻のようなイルミネーションの点灯部デザインも3色ごとに違ったデザインが採用された。なお、イルミネーションの点灯パターンは20種類の中から設定できる

 auの新サービスでは「au Smart Sports」「緊急地震速報」「フェイク着信」に対応する。フェイク着信は夜道を歩く女性に配慮した機能で、購入時はオフになっているが設定により背面パネルのインフォメーションキーを押すだけで起動できる。フェイク着信起動中に[発話]キーを押すと、フェイク着信についてのガイダンスが流れ、それに相づちを打つことでよりスムーズに会話をしている振りができるという。

 メインディスプレイは2.7インチワイドQVGA(240×400ピクセル)表示対応TFT液晶で、キズに強く透明感の高い強化ガラスを採用した。そのほか、おサイフケータイ、AF付き197万画素カメラ、PCサイトビューワー、LISOMOビデオクリックに対応するなど、スタンダードモデルながら充実した機能を持つ。

photophoto セレニティピンクの背面パネルは、グラデーション仕上げ(左)。カービングイルミネーションは、大小の円が連なるデザイン(右)

photophoto グリマーホワイトの背面パネルはパールのようなグリッドパターン(左)。イルミネーションもチェッカー模様で光る(右)

バーニッシュブラックの背面パネルは金属の質感を思わせるスピンパターン仕上げ(左)。イルミネーションはステンドグラスのようなデザイン(右)

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photophoto 端末を閉じた状態の端末背面(左)と裏面(右)。ヒンジのすぐ下にインフォメーションキーがある。背面のサブディスプレイは0.76インチ 96×39ピクセル 有機ELを採用した。FeliCaチップは裏面にある

photophoto サブディスプレイの点灯パターン

photophoto 端末を閉じた状態の端末背面(左)と裏面(右)

photophoto キーにはワンタッチダイヤルを設定できる(左)。キーのバックライトを点灯したところ(右)

photophoto 端末の左側面(左)と右側面(右)。左側面にストラップホールと平形ヘッドフォン端子、外部接続端子がある。右側面に[カメラ]キーと[マナー]キー、外部メモリスロット(microSD)をレイアウトする

photophoto 端末の先端/底面(左)とヒンジ部(右)。赤外線ポートは端末の先端にある

photo バッテリー容量は760ミリアンペアアワー。連続通話時間は約250分、連続待受時間は約330時間となっている

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