渡嘉敷島、地域限定電子マネー「とかしきチェック」を導入

» 2008年02月05日 23時05分 公開
[Business Media 誠]

 デジタルチェックは、沖縄県の渡嘉敷島(沖縄県島尻郡渡嘉敷村)で利用できる地域限定の電子マネー「とかしきチェック」を発行、サービスを開始する。カードの配布・販売は2月9日から行う。

 2月10日に開催される「第3回 鯨海峡とかしき島一周マラソン大会」に合わせて導入されるもので、参加者の利便性向上が狙い。マラソン選手の受付時に配布し、現金を持ち歩かなくてよいようにするという。マラソン開催期間中は島内の土産物店など観光関連店27店舗で利用可能なほか、年間を通じて、渡嘉敷島内の民宿や土産物店15店舗で利用できる。とかしきチェックは半年間有効だが、「半年後は別の形で、永年的に使える電子マネーの導入を考えている」(デジタルチェック)

 とかしきチェックはFeliCaポケット(参照記事)の仕組みを使っており、FeliCaカードに現金をチャージして利用する。チャージの上限は5万円。

 FeliCaポケットはソニーが開発した汎用アプリケーションで、FeliCaカードやおサイフケータイに、会員証やポイント、スタンプラリー、エリア限定電子マネーなど複数のサービスを1枚のカードで提供できる。短期間でシステム導入できるというメリットがあり、宮崎県やプロバスケットリーグ(参照記事)のほか、ハワイ(参照記事)でも導入されている。

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