さらに、新サービス「音声入力メール」もポイントの1つだ。携帯に向かって話すと、音声認識サーバにより声を文字に変換してメール本文を容易に入力できるというもの。搭載は国内の携帯で初となる。サービス利用料金は月額210円(初回契約日から30日間は月額使用料無料)、音声認識のためのパケット通信料はパケットパックなしの場合、5秒間の入力で10.5円/回となる。パケ・ホーダイなどのパケット割引サービスはもちろん適用可能である。


「こんにちは」「遅れます」といった簡単な文章はもちろん、「今日の打ち合わせは15時からにしてください」というような、なかなか複雑なものもかなりの精度で認識した。できるだけはっきり標準語で話すのがコツらしいが、話す速度は「普通に誰かと通話するくらい」でよいという。認識した文字から、さらに音声入力を追加したり、ダイヤルキーで修正してメール文章に仕上げられる。発声→音声認識サーバへアクセス→認識結果表示までの時間は、通信環境にもよるが5〜10秒といったところ。少し待たされる感はある
「チヨダクマルノウチ イチノイチノサン」「東京駅から渋谷駅まで。3月17日の15時発」というように音声で住所検索・乗り換えルートを検索できるほか、自分の居場所メールを作成する機能や、通話中にGPSで検索した自分の居場所を音声で読み上げて相手に伝えられる機能などもある
そのほか、登録したアドレス帳や内蔵ツールを音声で呼び出せる「音声呼び出し」機能も備わる。[メニュー]キーの長押しで起動し、例えば「電卓」と発声すると(当然だが)電卓が起動する。ちなみに音声呼び出し機能用の認識エンジンは端末に内蔵されており、ネットワーク接続なしに使えるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.