写真で解説する「らくらくホン プレミアム」(ソフトウェア編)(1/3 ページ)

» 2008年03月18日 05時26分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
photophoto ワンセグ、FeliCa、GPS、320万画素AFカメラ、3G/GSM国際ローミング機能などを搭載する「らくらくホン プレミアム」(富士通製)。カラーは、ゴールド、レッド、ブラックの3色を用意する
photophoto 過度な装飾を省いたシンプルなデザインを採用。背面に320万画素AFカメラと0.9インチのサブディスプレイを搭載。時計や日付、歩数計など、サブディスプレイは常時表示しておける(左)。ディスプレイは3.1インチのワイドQVGA(432×240ピクセル)半透過TFT液晶。半透過型の液晶は屋外でも視認性がよく、見やすい特徴がある。らくらく本IVより高コントラストのパネルを採用したという。ダイヤルキーは押した感触をより得られる凸形状のボタンを採用。3つのワンタッチダイヤルキーも備わる(右)

 「らくらくホンIV」に、905iシリーズと並ぶ多彩な機能を追加した“ハイエンドらくらくホン”。それが「らくらくホン プレミアム」(F884i)である。

 その追加された機能は、ワンセグ、国際ローミング(3G/GSM)、おサイフケータイ(FeliCa)、GPS、320万画素AFカメラなど。さらに3.1インチの大型ディスプレイを搭載し、FOMAハイスピード(HSDPA)にも対応。もはや、既存の90xiや70xiシリーズのユーザーが「らくらくホンってミドル・シニアユーザー向けでしょ」とあなどると逆に痛い目にあうかもしれないほどのスペックを備える。この“プレミアム感”も、想定ターゲットの1つとする「携帯は十分に使いこなせるし、最新機能を積極的に使いたい。ただ、文字の見やすさや使いやすさ、そして落ち着いたデザインのものはないものか」という“ある程度年配の裕福層”に効果的と思えるアプローチだ。

 ベースモデルとするF905iと比べると、ディスプレイの解像度が低い(ワイドQVGA)こと以外にプッシュトークや2in1、フルブラウザ、MULTIキー、着うたフルやうた・ホーダイ、Music&Videoチャネルなどのエンタテインメント系機能などが省かれる。ディスプレイの解像度が低いのは、(本人は認めたくはないだろうが、老眼などの影響により)小さい文字が視認しにいユーザー向けに「文字をはっきり大きく表示する」ことが目的の1つだからだろう。ディスプレイの解像度が低いため、F905iに備わる1つの画面に2つの機能を同時に表示する機能「マルチウィンドウ」は備わらない。

photophoto 大きい時計を表示するシンプルなデフォルトの待受画面。着信があった場合、どのキーを押して操作すればよいのかをナビゲートしてくれる。なおらくらくホン プレミアムは、らくらくホンシリーズ初の国際ローミング対応端末。2008年3月現在、アメリカやヨーロッパ、アジア圏など世界156の国や地域で利用できる。海外での時刻合わせに便利な「おまかせ世界時計設定」機能があり、現地に着いたら設定ガイダンスが自動的に表示するようになっている。現地と日本の日時を同時に表示できる
photophoto サブディスプレイは0.9インチのモノクロSTN液晶。常時点灯できるのが特徴で、携帯“時計”として活用するユーザーにうれしい
photophotophoto メニューの表示スタイルは、上下スクロール型とタイル型の2パターン、計3種類を用意する。設定項目名だけでなく、「どんなデザインか」も容易に判別できる選択メニューとなっているのも細かいこだわりだ
photophotophoto メニューの第2階層目も設定したスタイルで表示される。ディスプレイの大型化にともない、文字の行間をやや広げて、より読みやすくする工夫を盛り込んだという
photophoto 十字キー左上の[メニュー]キーで表示する通常のメニュー以外に、決定キーから「生活ツール専用のメニュー」も表示される。電卓や歩数計、目覚ましなど、日常でよく使うツールはここから起動できる

 一方、「らくらくホンIV」に備わっていた“らくらくホンシリーズの基本”は当然そのまま継承して搭載する。ワンタッチダイヤルボタンや押しやすいキー、周囲の騒音レベルを検知して通話しやすくする「スーパーはっきりボイス」と「はっきりマイク+ダブルマイク」、相手の声の速度を落として聞き取りやすくする「ゆっくりボイス」、着信時やメール受信時に相手の声を読み上げる「着信時の名前読み上げ」、登録したアドレス帳やツールを声で呼び出せる「音声呼び出し」、通話の最後の1分間を自動的に録音し、聞き逃しを防げる「おまかせ通話音声メモ」、ルーペのように写したもの拡大できる「拡大鏡機能」、緊急時にアラーム鳴動と居場所通知を同時に行う「イマドコサーチ連動ワンタッチブザー」などの機能がある。

 ワンセグやおサイフケータイなどの新機能は、F905iから引き継いだスイング操作で直感的に分かりやすく起動できるワンセグ/カメラ機能のほか、905iシリーズにはない工夫──例えば大きい文字表示や分かりやすい専用メニューを用意するなど、らくらくホンシリーズならではの“ひと仕事”が加えてある。

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