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» 2007年08月09日 22時51分 公開

累計1000万台のらくらくホンシリーズ、人気の裏に「ジミだが必須」の高度な技術 (1/2)

自分に安心、相手にも優しい──。人気シリーズ“らくらくホン”の新機種「らくらくホンIV」は、携帯電話の基本「見る、聞く、話す」を徹底追求した数々の先端技術で支えられていた。

[岩城俊介,ITmedia]

 富士通は8月9日、8月中旬発売予定のユニバーサル端末「らくらくホンIV」(F883iES)の報道関係者向け説明会を行った。

photophoto ピンク、ネイビー、シルバーの3色を用意する「らくらくホンIV」。「常にユーザーの声に耳を傾けて企画・開発してきた(現在最新の)結晶、それが今回のらくらくホンIV」(富士通 モバイルフォン事業本部 本部長の佐相秀幸氏)

 らくらくホンシリーズは「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」が特徴の端末。大竹しのぶさんが「わたしにもできるんです」と語る、分かりやすいテレビCMなども印象深く、2007年4月に累計販売1000万台を達成。実稼働数も600万以上ある(2007年8月現在、同社調べ)人気シリーズとなった。新規で購入するユーザーはもちろん、「次もらくらくホンを」という乗り換えユーザーも非常に多いという。

 この高い定着率の理由は、新機種が出るたびに向上するユーザー満足度にも表れている。「FOMAらくらくホン」(F880iES/2004年9月発売)で約72.5%だった満足度は、「FOMAらくらくホンII」(F881iES/2005年8月発売)で81.5%に向上、そして「FOMAらくらくホンIII」(F882iES/2007年9月発売)は約93.2%と、じつに約9割以上のユーザーが“満足”と答えるまでになった。

 新モデルのらくらくホンIVは、「守るべきところはしっかり継承し、進化させるところはより深く」をテーマに、シリーズ史上最高の見やすさ、聞きやすさを追求して開発。携帯電話における最も基本的な部分を特に強化した。


photophoto 2001年に登場したらくらくホンシリーズは、2005年5月に累計500万台を達成。そこから2年で倍の累計1000万台に達した
photophoto 画面の見やすさや画面文字の大きさ、端末の色や質感など、歴代のらくらくホンシリーズがこだわって来た項目は9割以上のユーザーが満足と答え、前機種のFOMAらくらくホンIIIはFOMAらくらくホンIIと比較し、端末の厚さや重量、「はっきりボイス」などの特徴機能への満足度が特に向上した
photophoto CMキャラクターは引き続き大竹しのぶを起用。放映は8月中旬以降からを予定

大きくなった、だけではない2.6インチのメインディスプレイ

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 まずは「見やすさ」。メインディスプレイは、FOMAらくらくホンIIIの2.4インチから2.6インチに大きくなった。解像度は同じ240×320ピクセル(QVGA)のため、標準の表示文字サイズが幅約4.5ミリから4.86ミリに、約1.2倍文字が大きくなる。加えて、パネルメーカーと共同で「狭額縁化」技術を開発・導入し、約1.2ミリの狭額縁化(約6.6ミリから約5.4ミリ)を達成。より大きい液晶パネルを採用しながら、横幅は従来機と同一(かつ統計的に持ちやすいサイズ)の50ミリに抑えた。

 そのほか、屋外でも見やすい半透過型のオールラウンド液晶もポイントの1つ。FOMAらくらくホンIIIの液晶と比較し、輝度で約1.2倍の300カンデラ/平方メートル、コントラスト比で約1.3倍の500:1を実現した。屋内はもちろん、強い日差しの下などでも既存の機種と比較すると格段に視認性が上がっている。


photophoto 太陽光下を模した強力ライトの下で画面の見やすさを比較。左が初代のFOMAらくらくホン、右がらくらくホンIV。らくらくホンIVはこの状況下でも“普通”に画面の内容を認識できる
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