京セラ製の「W62K」は、「でか文字」「でか時計」「でかピクト」など使いやすさに配慮した機能を持つフレンドリーケータイ。通話相手の声を自動で大きくする「でか受話音」や、よく使う機能だけを表示する「かんたんモード」などを備える。

サブディスプレイの上部には「インフォメーションキー」を備え、プッシュすることでサブディスプレイに着信履歴や時刻などさまざまな情報を表示できる。カメラは有効131万画素CMOS。オートフォーカスには対応していないメインディスプレイは約2.6インチのQVGA(240×320ピクセル)表示対応のTFT液晶を採用した。最近一般的になったワイド画面よりもドットが大きく、文字やアイコンを大きく表示できる。また、送受信メールのフォントサイズを、発信キーを押すことで5段階に切り替えられる「ワンタッチ文字サイズ切替」機能も搭載している。
日本語入力システムには新たに開発された「iWnn」を採用。状況を判断して、前の単語に合わせた変換候補を優先的に表示してくれるほか、メールなどから人の名前を学習して変換候補に表示する。
ターゲットは40〜50代のオトナ。健康を気にする世代でもあるため、毎日の健康管理に役立つという「家庭の医学 診断辞典」を基にした「ケータイ!健康録」をプリセットしている。いくつかの質問に答えることで病気の可能性をチェックできるほか、毎日の体重を入力して変化をグラフで確認できたり、病名検索で病気を調べられたりする。
そのほか、au Smart Sports「Run&Walk」、au oneメール、フェイク着信、安心ロックサービス、遠隔ロック、緊急地震速報、災害時ナビなどに対応する。KCP+には対応しておらず、LISMO Videoには未対応だ。


時系列を判断して、前の単語に合った候補を表示する。例えば、「昨日は楽しかったね」と入力する場合、「昨日は」を過去形と判断して、「た」を入力した段階で「楽しかった」を先に表示している(写真=左)。同様に、「明日は」を入力すると未来形と判断し、「楽しみ」「楽しく」といった未来形になる単語が候補として表示されている(写真=中央)。単語の頭文字だけ入力し、あとは右キーを押していくと、文字数から判断した変換候補を表示するユニークな機能も搭載されている。写真の場合は「と」から始まる9文字の単語を候補として表示している。長い単語を入力するときに便利かもしれない(写真=右)
簡単、見やすいを実現する“でか文字”“でかピクト”搭載――「W62K」
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