機種変更時に学習辞書を移行できる――オムロンソフトの最新版日本語入力システム「iWnn」

» 2008年05月13日 20時20分 公開
[ITmedia]

 オムロン ソフトウェアは5月13日、同社の組み込み機器向け日本語入力システム「Wnn」シリーズの最新版となる「iWnn」(あいうんぬ)を発表した。

 iWnnは「intelligent」「individual」「integrated」「international」の4つの「i」をキーワードに開発された日本語入力システム。季節や時節、送信相手、文頭、時間、文脈など、入力時の状況を判断して予測候補を表示する機能が搭載されたほか、機種変更時に既存のAdvanced Wnnの学習辞書を引き継ぐ機能も装備。また、右十字キーを使って、読み長で候補を絞り込む新たなUIも用意した。

 オムロン ソフトウェアは、5月14日から16日にかけて東京ビックサイトで開催される「組込みシステム開発技術展」(ESEC)の同社ブースで、iWnnのプレゼンテーションを実施する。

Photo 宛名からどんな表現が最適かを判断して予測候補を表示
Photo 本文の文脈からイメージを推測する機能も装備
Photo 学習辞書は、既存のAdvancedWnnの学習辞書を引き継げるようになった

関連キーワード

組み込み | 日本語入力 | オムロン | 辞書


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年