ケータイで自宅PCの動画を再生──ドコモの「ポケットU」はどこまで使える?(2/5 ページ)

» 2008年07月08日 16時25分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

iモード対応の自宅サーバ「ポケットUソフト」で実現──インストールは容易

 「ポケットUソフト」はドコモのWebサイトからダウンロードできる。対応OSはWindows Vista 32ビット版(SPなし/SP1)、Windows XP(SP2/SP3)。ソフトのリリース当初はWindows Vista SP1とXP SP3に非対応で動作しなかったが、7月1日のアップデート(ver1.0.8)で対応となった。今回のテストは作業時間の都合で初期バージョン(Ver1.0.7)で行っている。

photophoto インストール時に「My docomo」の新規登録、ポケットU申し込みのページにアクセスすることもできる。すでにポケットUに申し込み済みであればインストール時に必要な作業は「My docomo ID」とパスワードの設定くらいだ。「.NET Framework 3.0」も必要だが、PCにインストールされていない場合はこのときに一緒にインストールできる
photo PCのファイアウォール設定を行う(画面はWindows XPのWindowsファイアウォールの例)。自動作成される「PocketUVPN」でHTTPが通るようにする。具体的な設定方法は少し異なる、ほかのファイアウォールソフトを使用する場合も行うことは同じ

 ソフトのインストールに難しい点はほとんどない。「.NET Framework 3.0」のインストールも必要だが、こちらはソフトと一緒にインストールできる。インストール時にMy docomo IDとパスワードを入力すると、ドコモのサーバに接続してポケットUの契約を確認する。VPN接続のための設定はポケットUソフトが制御するので、ユーザーが何らかのエントリーを作成するといった手間は不要。再起動後にファイアウォールの設定を行う。

 ポケットUソフトで使用するFOMA端末やコンテンツ保存フォルダはソフトの初回起動時に設定する(後日の変更も可能)。使用する端末の機種名は、端末のiモーション再生能力に合わせてコンテンツの変換を行うために設定するもの。新機種が登場したらバージョンアップなどにより随時項目が追加されていくことだろう。

 初期状態の保存フォルダはマイドキュメント内の各フォルダ(マイビデオ、マイミュージック、マイピクチャなど)に割り当てられるが、もちろん任意に指定できる。コンテンツを保存する任意のフォルダを直接指定するのが手っ取り早いものの、大量にファイルがあるとコンテンツの変換に予想以上の時間がかかることにも少し注意したい。このため、登録フォルダは別に設定して、携帯で使用したいものだけコピーして運用する方法にするのもいいかもしれない。

photophoto 初回起動時の設定に特別に難しい箇所はない
photophoto
photophoto 初回起動後、さらに細かい設定をしていこう。変換に関連する設定は「設定後に変換されたファイル」でのみ有効となる点に注意したい。時間がかかる“まとめて変換”の作業に入る前に設定を再度見直しておきたい
photophoto 変換を実施する時間帯も指定できる。例えば就寝中など、PCを利用しない時間に行うようにしておくと動作が遅くならずに済む(左)。携帯で表示する時のメニューインタフェースも変更可能

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  4. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  7. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  8. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  9. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  10. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー