Googleは「Google Pixel 11」の国内販売を発表した。価格は13万6800円からだ。予約注文を8月12日に開始し、8月20日に店頭販売を始める。前世代から最小ストレージ容量を256GBに倍増しており、余裕のある保存容量を確保した。12GBのメインメモリを搭載している。
Googleは外観デザインを、全体をガラスで覆う洗練された見た目に刷新した。Google Pixel プロダクトマネジメント シニアディレクター ピーター・プルナスキー氏によれば、カメラの出っ張りは前世代より40%以上削減しており、非常にタイトなポケットや財布への収まりが向上したという。この美しいデザインは水しぶきや傷、落下への耐性を備えており、日常の場面でも安心して使える。カラーは、フロスト、ハイビスカス、ピスタチオ、オブシディアンの4色を用意した。
内部には最新のカスタムチップである「Tensor G6」を搭載。プルナスキー氏によると、最新の「Gemini Nano」モデルを実行する際、前世代より最大3.5倍高速になり、電力消費も3.5倍削減するという。TPUの計算能力が50%向上しており、オンデバイスAIの処理を効率化する。
Actuaディスプレイは、ピーク輝度が2700ニトで、有機ELを採用している。直射日光下でも画面の視認性が高く、屋外での利用に適するという。バッテリーは30時間以上の駆動時間を確保した。高速有線充電に加え、25Wの「Qi2」ワイヤレス充電をサポートしたことで、ワイヤレス充電が25%高速化。「長時間駆動と短時間の充電により、コンセントの場所を全く気にせず1日を快適に過ごせる設計」(プルナスキー氏)とのことだ。
アウトカメラは、光感度が56%向上した新しい4800万画素のメインセンサーを備えている。プルナスキー氏によると、暗所でも鮮明な写真やビデオを撮影可能だという。Google Photoアプリからアクセスできる新機能の「Magic Capture」は、撮影停止時に約500フレームを瞬時に分析し、その中から最適な瞬間をHDR+品質で選び出す。さらに、クロップや傾き補正などを適用して、ベストショットを静止画として自動で保存する。
5倍望遠レンズもアップグレードし、最大30倍の超解像ズームを実現した。被写体へ劇的に近づくことが可能だ。「好みのルックをデフォルト設定として保存できる他、撮影後の加工もカメラアプリ内で完結できる」(プルナスキー氏)。
また、編集の手間を省き、コンテンツ制作を支援する「Creator Suite」を初めて導入した。Googleフォトを活用した絵コンテ機能により、撮影した動画クリップのトリミングや並べ替えを容易になる。
AI機能の「Gemini」はチャット内容を文脈から理解しプロアクティブな提案を行うようになった。プルナスキー氏によると、例えばフライトの到着時刻を尋ねられた際、自動で詳細な情報を記したカードを生成して共有できるという。さらに、カレンダーの空き状況を確認してレストランの予約を代行する機能も備える。ユーザーはアプリを切り替える手間を省き、現在の会話に集中したまま複雑なタスクを完結できる。
セキュリティ面にも配慮した仕様で最新の「Titan M3」チップを搭載し、利用者の情報を保護する。OS・セキュリティのアップデートは7年間提供し、長期間にわたって安全性を維持できる。
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