日本通信は7月16日、同社新サービス「b-mobile3G hours150」で利用する中国ZTE製の3Gデータ通信端末が、JATE(電気通信端末機器審査協会)およびTELEC(テレコムエンジニアリングセンター)において認証されたと発表した。
b-mobile3G hours150はドコモFOMA網を利用したMVNOサービスで、プリペイド方式を採用し1分単位で課金されるのが特徴。同社は採用端末のJATE・TELEC通過を受け、供給元であるZTEに3Gデータ通信端末10万台を追加発注した。
MVNOが独自調達した端末が、MNOによる相互接続性試験を受けることなく、公的機関の認定によりMNO網に接続するのは「世界で初めて」(日本通信)という。日本通信では、MVNOおよび端末メーカーがMNOとは独立して独自のサービスを展開できることを意味する大きなステップであり、「Android」などオープンなアプリケーションプラットフォームを搭載した端末の日本市場投入を後押しするものとしている。
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