第3回 「F906i」の、ここが気になる「F906i」ロードテスト

» 2008年08月20日 10時05分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 「F906i」を本格的に使い始めて約1週間。カスタマイズの柔軟性や、ユニークな歩数計機能が気に入って快適に使っているが、そろそろ気になる点も見えてきた。

 1つは端末を手に持ったときのバランスがイマイチという点だ。F906iは、初代ヨコモーション端末に比べると、ずいぶんディスプレイ側のボディが(上ケース)薄くなった。しかし、まだ上ケースの方が若干重く、持ったときのバランスが悪い印象を受ける。構造上、仕方がないところだが、文字入力時などに、時々、落としそうになることがあり、慣れるまでは注意が必要かもしれない。

 もう1つは、端末に「のぞき見防止機能」が搭載されていない点だ。F906iのメインディスプレイはワイドVGA(480×864ピクセル)対応の3.2インチと大きく高精細で、文字や画像もきれいに見える。しかし、ディスプレイが大きいと、やはりのぞき見が気になってしまうのだ。メールにはたいがい、どうでもいいようなことを書いているので、“見られて困る”こともないのだが、画面が大きいだけに、秘密の多い人は不安に思うかもしれない。F906iには、“メールや着信などの情報を、隠していることすら隠せる”セキュリティ機能が搭載されていることだし……。ちなみに906iシリーズの中で、のぞき見防止機能を備えていないのはF906iだけだ。

Photo 初代に比べると上ケース側ボディがとても薄くなっている(左)。それでも構造上、上ケースの方が重く、少々バランスが悪い印象を受ける。のぞき見防止機能は、次のモデルでの対応に期待したい(右)


906iシリーズののぞき見防止機能
端末名 機能名 設定 機能自体のオン・オフ設定
F906i
N906i、N906iL、N906iμ プライバシーアングル [8]キーの長押し 「MENU」→「各種設定」→「ディスプレイ」→「プライバシーアングル」
P906i ビューブラインド [8]キーの長押し 「MENU」→「設定」→「ディスプレイ」→「ビューブラインド」→「ON・OFF」
SH906i ベールビュー [カメラ]キーの長押し 「MENU」→「Settings」→「表示・ランプ・省電力」→「ベールビュー設定」
SH906iTV ベールビュー [ECO]キーの長押し 「MENU」→「設定」→「表示・ランプ・省電力」→「ベールビュー設定」
SO906i シールドビュー [2]キーの長押し 「MENU」→「設定」→「画面設定」→「シールドビュー設定」

 あと、個人的には、着信時に光る背面イルミの模様があまり好きではない。最近の端末は、“パネル越しに光るイルミをどれだけ美しく見せるか”に注力しており、F906iもボディの模様に合わせて“網目模様”を採用したのかもしれない。でも、私は「F904i」の間接照明のように光るイルミの方がかっこいいと思ってしまうのだ。

Photo F906i(左)とF904i(右)の着信イルミ。個人的にはF904iの方が好きだった

フォントのダウンロードは、けっこう楽しい

 気になる点はいくつかあるものの、“中身をいじる楽しさ”でF906iは、他の906iシリーズを圧倒するのではないかと思っている。その1つが、多彩なフォントを利用できる点だ。

 F906iには、漢字/英数字のフォントとして「丸ゴシック」「リュウミン」「丸フォーク」、ひらがな/カタカナのフォントとして「プリティー桃」がプリセットされ、ユーザーが好みのフォントを設定できる。

Photo 漢字/英数字は丸ゴシック(初期設定はこのフォント)、リュウミン(中)、丸フォーク(右)がプリセットされる

Photo ひらがな/カタカナは「プリティー桃」に変更できる(右)。メーカーサイトからは「那欽」(中)「はせトッポ R」(右)をダウンロードできる

 F906iはフォントのダウンロードにも対応し、富士通のメーカーサイト「@Fケータイ応援団」から「那欽」「はせトッポ R」をダウンロードできる。同じ文章でも、フォントを変えると全く異なる印象になるなど、けっこう楽しめる機能だ。

 フォントは初期状態では「丸ゴシック」に設定されており、変更は「MENU」→「設定/NMサービス」→「ディスプレイ」→「文字表示設定」→「フォント選択」で行える。なお、きせかえツールで「拡大メニュー」を選ぶと、一括で大きな文字サイズの「リュウミン」に変更できる。

Photo 左から明朝、プリティー桃、はせトッポ Rでデコメールを表示したところ

Photo きせかえメニューで「拡大メニュー」を選択すると、メニューや電話帳が大きなサイズのリュウミンフォントになる

Photo 余談だが、まだ閉じたまま操作できる“ものぐさ”機能があった。端末左側面のプッシュトークキーを1回押すと背面ディスプレイにメニューが表示される。右側面の上下キーでスクロールし、ミュージックキーを押すと当該機能にアクセスできる。このメニューからアクセスできるのは「MusicPlayer」「ICカードロック設定」「マナーモード設定」「iモード問い合わせ」「簡易ライト」「イミテーションコール」の6つの機能

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