写真で解説する「830SH」「830SH s」

» 2008年11月04日 01時00分 公開
[あるかでぃあ(K-MAX),ITmedia]

 シャープ製の「NEW PANTONE 830SH」(以下、830SH)と“GENT”「830SH s」(以下、830SH s)は、対応する機能やサービス、デザインなどが共通の兄弟機。しかし、方や多色展開、一方は操作性の向上と、想定ユーザーに合わせて細かい仕様に差がある。

photophoto 全15色のカラーバリエーションをラインアップする「NEW PANTONE 830SH」(写真=左)。830SHと従来の812SHの液晶を比較したスライド(写真=右)

 サイズは、830SH/830SH sとも約49(幅)×97(高さ)×17.6(厚さ)ミリ、重さ約105グラムとコンパクトで軽量。スタンダードモデルとして小さすぎず、大きすぎないちょうど良いサイズだろう。液晶には、2.4インチのQVGA(240×320ピクセル)表示対応のプレミアムモバイルASV液晶を採用した。シャープの薄型テレビ「AQUOS」で培ったASV(Advanced Super View)液晶技術を応用したもので、色の再現性を高めた高演色バックライトや、太陽光の乱反射を抑えるリフレクトバリアコートなどで明るく色鮮やかな表示が可能だ。

 そのほか、3Gハイスピード(HSDPA)への対応や、オートフォーカス付き有効画素数200万画素CMOSカメラ、microSDHCカードスロットの搭載などが、前モデルからの進化点だ。そのほかの対応サービスは、PCサイトブラウザ、デコレメール、世界対応ケータイ、着うたフル、電子コミック、S!アプリ(メガアプリ)、S!情報チャンネル、S!速報ニュース、S!タウン、S!ともだち状況、S!一斉トーク、TVコール、S!FeliCa、S!おなじみ操作、S!電話帳バックアップ、PCメールなど。

 カラーバリエーションは、830SHが15色、830SH sが4色となっており、830SHシリーズ合計で19色を展開する。

photophoto 左が830SH s、右が830SH。閉じた状態ではデザインは全く同じ。裏面にFeliCaチップを備える

 2台の大きな違いは、まずダイヤルキーとユーザーインタフェース(UI)のデザインにある。830SH sのダイヤルキーには大きく読みやすいフォントを採用し、視認性を高めた。またUIも830SHはメニュー画面に12個のアイコンを表示しているが、830SH sでは使用頻度の高い9個のアイコンのみを大きく表示する。

photo 2つの違いは、メニュー画面とダイヤルキーにある。830SH s(写真=左)のメニュー画面はアイコンもフォントも大きく、ダイヤルキーの刻印フォントも大きめだ。また下キーから線を引いて「電話帳」と表記するなど、新設設計になっている

20代から30代の女性を中心に人気の「NEW PANTONE 830SH」

 2007年2月に発売されたPANTONEケータイ「812SH」は、全24色(2007年10月に4色追加)というカラーバリエーションが受けて異例の大ヒット端末となった。830SHは、PANTONEカラーをケータイに使うというコンセプトを継承したもの。

 外観デザインはほとんど変わらないが、カラーバリエーションが今までのソリッドなカラーからメタリックやパール系の輝くものとなり、より若い女性層へ訴求するものになった。また、夜道を1人歩きをする女性を意識したという「みせかけコール」という機能を搭載。au端末に搭載されているフェイク着信と同じく、サイドキーを長押しすることで着信を装える。

photophoto NEW PANTONE 830SHの背面。メタリック塗装が目を引く。形状は前モデルの812SHとほぼ同じ(写真=左)。裏面はフラットでシンプル(写真=右)

photophoto 端末の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。左側面にあるキーの長押しで「みせかけコール」が動作する。右側面には平形イヤフォン端子と外部メモリースロットが並ぶ。ストラップホールもこちら側

photophoto 先端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)。ダイヤルキー側ボディの底面外部接続端子がある

photophoto 830SHと812SHの比較。デザインはほぼ同じだが、塗装の仕上げが違う(写真=左)。ダイヤルキーは、発話/終話キーの位置が他社ケータイと同じレイアウトになった。乗り換えを検討する人には嬉しい変更点だ

photophoto 830SHと812SHのディスプレイ比較。解像度は変わっていないが、発色や視認性が向上した。インカメラは廃止されているのが残念(写真=左)。右下ソフトキーには、長押しする事で辞書機能を呼び出せる辞書ボタンがある(写真=右)

photophoto 辞書機能の一例。辞書は専用サイトからのダウンロードして種類を増やすことが可能。文字入力中やPCサイト閲覧中でも検索できる(写真=左)。「みせかけコール」動作の画面。普通の音声着信と全く同じ画面が出る(写真=右)

40代から50代向けのオトナケータイ「830SH s」

 830SH sは、比較的高い年代層をターゲットにしているだけに、カラーバリエーションもナチュラルブラウンやディープグリーンなど、落ち着いた色が多い。色合いも830SHに比べてマットな質感で統一されており、派手な印象は敢えて控えめになっている。

 先述のように、ダイヤルキーのフォントやUIのデザインが大きく見やすいのが特徴だ。ダイヤルキーの形状は、アークリッジと呼ばれる緩やかなカーブを描いた段差があるもので、押しやすく使いやすさへの配慮が伺える。

photophoto 830SH sの正面。メタリック塗装の830SHとは違い、マットな質感で丸いボディ形状と相まって手にしっくりと馴染む(写真=左)。裏面は全体的にフラット、カメラにフォトライトが無いのが少々残念(写真=右)

photophoto 左側面にはカメラキーやマナーキーなどが配置されている。ダイヤルキーと違い、少々小さく感じられる(写真=左)。右側面には外部メモリスロット、平形イヤフォン端子、赤外線通信ポート、卓上ホルダー用充電端子などが並ぶ

photophoto 端末の先端(写真=左)とヒンジ部(写真=右)。外部接続端子がダイヤルキー側ボディにある
photo ダイヤルキーに刻印されたフォントは、文字の1つ1つが大きく書かれている。波打つように緩やかな段差のあるキー形状にも注目

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