写真で解説する「L-01A」（3/3 ページ）

[岩城俊介，ITmedia]

　L-01A独自の機能としては、「高速動画撮影対応カメラ」と「スローモーション再生対応プレーヤー」が目玉の1つといえる。カメラの撮像素子は有効510万画素のCMOS。顔検出AF（オートフォーカス）や手ブレ補正機能を備え、静止画用としてもそこそこ高いカメラ機能だが、動画設定を「高速撮影モード」にすると120フレーム／秒（通常の携帯動画は、最大でも30フレーム／秒ほど）で320×240ピクセルの動画を撮影できるようになる。

5.1MのAFカメラなので、そもそも携帯カメラとしてはかなりハイエンド仕様

「高速動画撮影」モードにすると、よりすごい動画が撮れるようになる

　この高速撮影した動画は、スローモーション再生対応プレーヤーで再生すると文字どおり「スローモーション」で視聴できる。例えば、ゴルフや野球のスイングチェックといったスポーツ用途に加え、水風船が割れる瞬間の様子や“ミルククラウン”ができる様子などもしっかり撮影できるとのことで、ちょっとした“化学実験用”としても活用できそうだ。プレーヤーは2分の1、4分の1、8分の1、16分の1、32分の1の倍速に指定できる。スローモーション再生した動画がどのように見えるかは下のサンプル動画で確認していただければ幸いだ。

スローモーション再生対応の内蔵プレーヤーで、2分の1から32分の1の範囲でスロー再生できる

	スローモーション再生のサンプル（ライターを着火した瞬間） （このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン（バージョン8以上）が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます）

	スローモーション再生のサンプル（水風船が破裂する瞬間） （このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン（バージョン8以上）が必要です。ムービーはこちらからでも参照できます）

　動画形式は一般的な3GP（MPEG-4）とのことで、120フレーム／秒の動画も“たんなる通常再生”であれば、ほかの3GP再生対応携帯でも再生できるという。ただし、ファイルサイズは単純計算で4倍になる。

「L-01A」の主な仕様

機種名	L-01A
サイズ（幅×高さ×厚さ）	約51.4×109.6×15.7ミリ
重さ	約140グラム
連続通話時間	約200分
連続待受時間	約300時間
カメラ	有効510万画素CMOS AF＋手ブレ補正＋顔認識AF+高速動画撮影機能付き
外部メモリ	microSD、microSDHC
メインディスプレイ	約2.8インチ QVGA（240×480ピクセル）タッチパネル液晶
サブディスプレイ	─
Misic&Videoチャネル	△（音声のみ）
ビデオクリップ（10Mバイトiモーション）	─
ワンセグ	○
FOMAハイスピード	○（7.2Mbps）
Flash	Flash Lite 1.1（フルブラウザ非対応）
着うたフル	○（うた・ホーダイ非対応）
ミュージックプレーヤー	SD-Audio
iアプリオンライン	─
iコンシェル	─
iウィジェット	─
2in1	─
おサイフケータイ	─
WORLD WING	3G
3GローミングのHSDPA対応	○
GPS	─
地図アプリプリイン	─
モバイルGoogleマッププリイン	─
デコメアニメ	─
着もじ	─
プッシュトーク	─
防水	─
タッチパネル	○
Bluetooth	─
外部メモリへのユーザーデータ一括バックアップ	─
iモード画像／デコメ絵文字の一括ダウンロード	─
マルチメディアデータの全県送信	─
フォルダ情報の引き継ぎ	─
文字入力方法とキー配置の統一	─
ダイレクトメニュー	─
ドキュメントビューア	○
緊急速報「エリアメール」	─
ソフトウェアアップデート	△（自動更新非対応）
ボディカラー	Carbon Black、Shining White、Platinum Pink
発売	2008年11月〜12月発売予定

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