データ通信端末の販売ランキングは、2008年冬商戦向けモデルの影響でやや大きく順位が入れ替わった。
首位は前回と変わらずイー・モバイルの「D02HW」(USB型/7.2Mbps通信対応)が獲得。続いて2位に同じくイー・モバイルの「D12LC」(USBスティック型/7.2Mbps通信対応)、3位に「D11LC」(USBスティック型)、4位にNTTドコモの「A2502 HIGH-SPEED」(USB型 前回5位)、5位にイー・モバイルの「D02NE」(PCカード型 前回4位)が入った。
今回は、11月7日に発売されたウィルコムの新機種「AX530S」が初登場で8位にランクインした。2日間の集計のみでこの順位となると、次回以降の躍進も期待できる。イー・モバイル端末の一角を崩すほど順位を上げてくるだろうか。
一方、イー・モバイルは11月20日に上り最大1.4Mbpsでサービス料金据え置きのHSUPAサービスを開始するとともに、HSUPA対応端末「D21HW」(USBスティック型)と「D21LC」(USBスティック型)の2機種を発売する。このHSUPA対応端末の発売待ちの影響か、「D02NE」や「D03HW」がそれぞれ順位を下げ、ドコモとauのデータ通信端末に抜かれた。もちろん、この停滞傾向は新機種の登場とともにがらりと変わるとは思われる。
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