「SH-01A」のディスプレイを90度回転させたサイクロイドスタイル時にフル画面表示できる機能は、待受画面、メール、ミュージックプレーヤー、ドキュメントビューア、データBOX、フルブラウザ、ワンセグ、カメラ、マンガ・ブックリーダー、一部のiアプリなど。
メインメニューは横画面専用のものが用意されているが、「iモード」「iアプリ」「設定」「電話」「iコンシェル」「おサイフケータイ」「LifeKit」は、第3階層以降は(一部機能やアプリを除き)縦画面と同様の表示で、右半分にはピクトアイコンや「決定」などが表示されるのみ。iモードサイト、テキストメモ、スケジュール、アラーム、電卓なども横向きでは全画面表示できない。
ドコモのSH端末は従来から「MULTI ASSITANT」を使って2つ以上の機能を同時に起動できたが、「SH-01A」ではどうなったかという質問が寄せられた。
SH-01Aでは操作中に左下のMULTIキーを押すとMULTI ASSITANTが現れ、同時に起動できる機能が表示される。「用途選択」を選ぶと、「クイック検索をする」「Bluetoothを使う」「メールを読む」などの表示に切り替わる。
MULTI ASSITANTでは、iモード、メール、クイック検索、電話帳、データBOX、ワンセグ、Bluetooth、テキストメモ、スケジュール、電卓、GPS、iコンシェルなどを同時に起動できる。「設定」はMULTI ASSITANTからは「マナーモード設定」と「省電力設定」のみ起動でき、画面設定や着信設定などはできない。また、カメラも同時起動できない。iアプリはiモードやデータBOXとは同時起動できないが、メールやクイック検索、電話帳とは同時起動できる。
組み合わせ次第では、一度に最大3つの機能を起動できた。例えば、受信メールを表示したままiモードサイトにアクセスし、スケジュールを起動する……といったことが可能だ。
ワンセグとクイック検索は、MULTI ASSITANTメニューを呼び出すことなく同時起動できる。ワンセグはほかの機能の利用中にTVキーの短押し、クイック検索はMULTIキーの長押しで起動できる。
2画面表示に対応しているのはワンセグと録画したワンセグデータのみ。ワンセグ視聴中にメールやiモード、フルブラウザなどを同時に表示することはできるが、「iモードとメール」「メールとスケジュール」といった組み合わせで同時表示することはできない。
iモードやスケジュールは横画面表示すると右半分が余るので、この部分にほかの機能を表示できるとさらに便利に使えそう。次期モデルでの改善に期待したい。
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