KDDIは11月27日、京セラ製のExpressCard/34型データ通信カード「W06K」を11月28日から順次発売すると発表した。
北海道/四国/沖縄では28日、その他の地域では29日より販売を開始する。また、同じExpressCard/34型の法人向けデータ通信カード「W07K」を12月下旬に発売すると発表した。
W06Kは、EV-DO Rev.Aに対応し上り最大1.8Mbps、下り最大3.1Mbpsのパケット通信が可能な端末。auの「WIN シングル定額」に対応しており、プロトコルやアプリケーションによる制限なく、Webサイトの閲覧やメール送受信はもちろん、動画サイトやFTPなども利用できる。ただし、トラフィック制御機能により、回線混雑時に通信速度の制御を行う場合があるが。
本体に専用ドライバやユーティリティソフトが保存されており、初めて利用する際に自動的にインストーラが起動するようになっている。なお利用には、KDDIとの回線契約のほか、別途ISPへの接続契約が必要。KDDIが提供する「au one net」のほか、PacketWIN/PacketOneに対応したプロバイダを利用できる。
W07Kは、コンシューマー向けのW06Kとほぼ同じ仕様のデータ通信カード。EV-DO Rev.Aに対応し上り最大1.8Mbps、下り最大3.1Mbpsのパケット通信が可能な点はW06Kと同じだが、トラフィック制御機能を搭載しておらず、WIN シングル定額には対応しない。
機種名 | W07K |
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接続インタフェース | ExpressCard/34 |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約34×115×5.1ミリ(最厚部12.5ミリ) |
重さ | 約36グラム |
対応OS | Windows XP/Vista、Mac OS X v10.5以降(いずれも日本語版) |
通信方式 | CDMA 1X WIN/CDMA 1X |
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