冬の新機種、ランキング上位を独占──ドコモは「F-01A」が首位携帯販売ランキング(11月17日〜11月23日)(2/4 ページ)

» 2008年11月28日 18時34分 公開
[岩城俊介,ITmedia]

ハイエンド新機種2機種は初登場で上位独占──首位は「EXILIMケータイ W63CA」

2008年11月第4週(au)
順位 先週順位 製品名
1 -(初) EXILIMケータイ
W63CA
2 -(初) AQUOSケータイ
W64SH
3 3(→) フルチェンケータイ
re
4 1(↓) Cyber-shotケータイ
W61S
5 2(↓) W62SH
6 4(↓) W62S
7 5(↓) W64S
8 11(↑) Woooケータイ
W62H
9 9(→) W62T
10 6(↓) 簡単ケータイ
W62PT
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。
Photo EXILIMケータイ W63CA

 auの販売ランキングも2008年秋冬のハイエンドモデル2機種がスタートダッシュを決め、1位と2位を占めた。

 首位はカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W63CA」(11月21日発売)が獲得。EXILIMケータイ W63CAは、809万画素カメラとVisualワイドVGAの3.1インチ有機ELディスプレイを備える、カシオ計算機のデジタルカメラ“EXILIM”ブランドを冠したハイエンドモデル。発表時から前評判は高かったが、期待どおり発売早々に躍進した。

 続いて2位にシャープ製の「AQUOSケータイ W64SH」(11月19日発売)、3位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「フルチェンケータイ re」(2008年夏モデル)、4位に同じくソニー・エリクソン製の「Cyber-shotケータイ W61S」(前回1位)、5位にシャープ製の「W62SH」(前回2位)が入った。

 今回はEXILIMケータイ W63CAとAQUOSケータイ W64SH、2つのハイエンドモデルがそろって発売されたが、初登場週はEXILIMケータイ W63CAが上回った。ただ、キャリア総合ランキングでも両機種は6位と7位に並んで入った。この結果から想像すると、かなりの接戦だったとも思われる。

 一方、新機種が発売されたことで、1つ前の2008年夏モデルを含む旧機種の値下げもより盛んになった。Cyber-shotケータイ W61SやW61Tなどに加えて、中には夏モデルのハイエンド「Woooケータイ W62H」まで「新規シンプルコース一括で1円」とする店舗を見かけ、新機種とともにこの1円端末もプッシュ。「在庫限りです」という売り文句も多く聞かれた。“在庫限り”が、まだどのくらい余裕があるのかは店舗によりけりだろうが、新機種を狙うユーザーだけでなく、au端末を安価に購入したいユーザーも今週末は携帯ショップに訪れてみてはいかがだろうか。

 さて、2008年冬モデルを22機種発表したドコモや、同じく16機種を発表したソフトバンクモバイルとは異なり、au端末は新機種の数が少ないのが残念なところ。残る一般ユーザー向けの新機種は、11月28日発売の日立製作所製「Woooケータイ W63H」のみとなった(このほか、データ通信端末の「W06K」とHTC製のスマートフォン「E30HT」がある)。Woooケータイ W63Hも含めた新機種同士の争いは大いに期待したいが、秋冬モデルの“発売ラッシュ”は今回で終了となる。

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