au端末の販売ランキングは新機種の発表を間近に控えるためか、かなり順位に変動があった。
首位は東芝製の「W65T」。前回まで連続首位記録を「9」まで伸ばしていた2008年秋冬モデルの人気機種「EXILIMケータイ W63CA」(今回2位)を抜き、初めて首位に立った。
続いて2位にカシオ計算機製のEXILIMケータイ W63CA、3位に日立製作所製の「Woooケータイ W62H」(前回2位 2008年夏モデル)、4位に京セラ製SANYOブランドの「W63SA」(前回5位 2008年夏モデル)、5位にシャープ製の「W62SH」(前回3位 2008年夏モデル)が入った。
W65Tの躍進は、格安に販売する「シンプル一括1円/0円」効果だろう。このほか、現行機種より安価に販売される2008年夏モデルが上位を占める状況も前回と変わらない。
さて、KDDIは1月29日にauの2009年春モデル10機種を発表した。今回はWalkman PhoneやCyber-shotケータイ、フルワイドVGAの3D液晶、タッチパネル、8M CCDカメラなど、高スペックでかなり魅力的なモデルを用意したのがポイントで、「これがほしい」というauユーザーは多そうだ。これら新機種は2009年2月以降、順次発売する予定となっている。
その一方で、旧機種となった2008年秋冬モデルの値下げ、そして2つ前のモデルになった2008年夏モデルのさらなる値下げが進みそうだ。新機種の発売まで待つか、安価な旧機種にするか。今、au携帯を購入しようと考える人は悩みどころの時期である。
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