今回のソフトバンク端末は目立つ動きがなく、値下げキャンペーンで人気が再燃した「iPhone 3G」もそのまま高い人気を維持している。
首位は前回と変わらずiPhone 3Gの16Gバイトモデルが獲得。ただ、iPhone 3Gの16Gバイトモデルはソフトバンク端末内では首位を維持するが、キャリア総合ランキングでは前回の1位から8位と、やや順位を下げた。
続いて2位にパナソニック モバイル製の「830P」(2008年秋冬モデル)、3位にiPhone 3Gの8Gバイトモデル、4位にシャープ製の「830SH」(2008年秋冬モデル)、5位に同じくシャープ製の「923SH」(2008年夏モデル)が入った。
ソフトバンク端末も、iPhone 3Gを含めて「安価」な旧機種が上位を占めている。下位には「932SH」(今回6位)、「831SH」(今回7位)、「831P」(今回9位 前回ランク圏外)、「830N」(今回10位)と2009年春モデルが4機種ランクインするが、AQUOSケータイシリーズなどハイエンドの9xxシリーズ新機種は上位に入っていたかつての販売状況と比べると、動きが鈍めと感じざるを得ない。春のハイエンドモデルは932SH以外に、「930CA」と「930P」も存在するが、残念ながら当ランキングにはまだ登場できずにいる。
このほか、3月18日(日本時間)に機能がかなり進化するiPhone用ソフトウェアの新バージョン「iPhone OS 3.0」が明らかになったが、同時に次期iPhoneの登場の噂も活発になっているようだ。今、現iPhone 3Gを安価に購入してiPhone OS 3.0のバージョンアップを行うか、ハードウェアスペックも進化すると思われる次期iPhoneまで待つか、ユーザーはどんな反応を見せるだろうか。iPhone 3Gの今後の売れ行きにも注目しておきたい。
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