ソフトバンクは4月3日、東日本大震災の被災者救済および被災地復興のために10億円の寄付を行うと発表した。また、同社の孫正義社長は100億円を個人として寄付。さらに同氏は、2011年度から引退するまでのグループ代表としての報酬全額を寄付し、震災遺児などを支援する考え。
寄付金は日本赤十字社や赤い羽根共同募金などを通じて寄付し、NPOやボランティア団体などへの支援や、震災遺児への中長期的な支援などに役立てる予定。そのほか、早急に支援を実現できる寄付の方法を検討していく。
同社グループでは、ヤフーが3億円の寄付を決定しているほか、Yahoo! JAPANの募金サイト上では約13億円(4月3日時点)の募金が集まっている。ソフトバンクモバイルでは、店頭や携帯電話からの募金を受け付けており、3月31日までに約1億円が集まった。
「ソフトバンク かんたん募金」、Androidスマートフォン向けにも提供
KDDI、「auポイント」からの義援金寄付に対応
ドコモポイントで義援金の申し込みが可能に
被災地への募金受け付け、ネットで始まる
携帯各社の通信障害、移動基地局車や臨時基地局で復旧進む――4月1日Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.