写真で解説する「ARROWS Tab LTE F-01D」(機能編)(1/2 ページ)

» 2011年09月12日 22時41分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモが発表した富士通製のXi(LTE)対応タブレット「ARROWS Tab LTE F-01D」。 一番の特徴はなんといっても下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(一部の室内エリアは下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)の高速通信が可能なことだ。

photo 「ARROWS Tab LTE F-01D」(右)とGALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D

 しかし、LTEの対応エリアはこれから拡大していく段階。F-01Dの場合、LTEの非対応エリアでは下り最大7.2Mbps/上り最大5.7MbpsのHSDPA/HSUPAのドコモの3G網(FOMA網)を利用することになる。普通に使う場合、ユーザーはLTEとFOMAの切り替えは行えず、エリアに合わせて端末がどちらに接続するかを自動で判断する。設定画面にあるモバイルネットワーク設定も、3G(FOMA)とLTEの項目は一緒になっていた。

 同時に発売された「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」の3G通信は下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsと、F-01Dよりもスペックが高い。しかしF-01DはGSM通信にも対応しており、海外のLTE網も3G網も無い場所でパケット通信が利用できる。が、どちらも普段使う場合はほとんど支障を受けない点であり、製品選びの大きなポイントにはならないだろう。

photophoto モバイルネットワーク設定の画面。3G(FOMA)とLTE(Xi)は1つの項目で固定されている(左)。設定画面でテザリングを設定。AOSS、WPSなどの簡単設定にも対応する(右)

photophoto テザリング提供用のSSID、パスワードも任意に変更できる(左)。HDDレコーダーなどに録画したデジタルテレビ放送を宅内LAN経由で視聴できるDTCP-IP(右)

 無線LANはIEEE1394.11b/g/nをサポート。Xi、FOMA利用時ともテザリングが可能で、PCやポータブルゲーム機、スマートフォンなどのWi-Fi対応デバイスをネットに接続できる。ただし、テザリング利用時のWi-Fi規格は.11b/gのみとなる。逆に、DLNAを使ってホームネットワーク上のコンテンツを再生する場合や、録画したデジタル放送をDTCP-IPを使ってF-01Dで視聴する場合は、.11nでの接続が推奨されている。Bluetoothのバージョンは2.1+EDR。細かい点だが、SC-01DのBluetoothはVer3.0なので、この点もSC-01Dのほうがスペックがやや上回る。

 F-01Dのプロセッサは米TI製のデュアルコアプロセッサOMAP4(1GHz)を採用した。ホーム画面の切り替えやスクロール、Google Appsの起動と利用など、Androidの基本的な操作は快適そのもの。とはいえ、Qualcomm製の1.5GHzデュアルコアプロセッサを採用したSC-01Dや、NVIDIA製のTegra 2プロセッサを搭載したタブレットとの違いがどこまであるのか、製品の発売後にあらためて検証してみたい。

 アウトカメラは有効510万画素のCMOSを採用。インカメラには有効130万画素のCMOSを搭載した。このインカメラは撮影以外にもハンドジェスチャーコントロールと呼ばれる、手のひらをかざして端末を操作する機能でも使われる。ハンドジェスチャーは、お風呂など本体に水がかかってタッチパネルがうまく使えない場合や、料理中など指先が汚れていて端末を触りづらい時に便利な機能。ワンセグの切り替えやブラウザの上下スクロールなど、限られた操作しかできないが、タブレット操作の新たな可能性を感じさせる機能だ。

photophoto F-01Dのアウトカメラ(500万画素)とインカメラ(130万画素)


photo ハンドジェスチャーコントロールのオン/オフは設定メニューから行う

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