Androidスマートフォンでは本体のメモリとストレージ容量の少なさが不満点に挙げられるが、Androidタブレットではメモリ/ストレージとも大容量というものが多い。F-01Dの本体メモリは1Gバイト、ストレージは16Gバイトが確保されている。外部メモリは32GバイトまでのmicroSDが利用可能だ。「Hulu」などオンラインの大容量コンテンツも楽しめるドコモのXi対応タブレットだが、PCから転送した動画コンテンツや録画したワンセグ番組なども、ローカル環境にたっぷり保存できる。
F-01Dの豊富な機能のなかでも最も日本のケータイ的といえるのが、ワンセグに対応した点だ。ワンセグアプリはピクセラ製で、起動するとテレビ画面と番組情報欄、録画ボタン、チャンネルボタンなどが表示される。
デモ機では全画面表示の有無が確認できなかったが、解像度が320×240ピクセルのワンセグ放送をF-01Dの10インチディスプレイ(1280×800ピクセル)に拡大表示しても、ちょっと用途が限られるだろう。画質関連の付加価値としては、映像を補完するなめらかモードが備えられた。そのほか、データ放送や番組情報の表示も行える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.