広告収益で低価格を実現――2万円台の7型ワイドAndroidタブレット「eden TAB」販売開始:「2週間で返品OK」のお試し期間も(1/2 ページ)

» 2012年02月17日 20時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]

2万円台のハイスペックタブレット

photo eden TABのパッケージ

 2月17日、キングソフトの子会社であるMobile In Styleは7型ワイド液晶ディスプレイを搭載するAndroidタブレット「eden TAB」の予約販売を開始した。直販サイト「KINGSOFTオンラインショップ」での価格は2万9800円(税込み)。直販サイトでは2012年2月25日に出荷を開始し、同日一部量販店でも販売を開始する。今回発売するのはWi-Fiモデルで、3Gモデルは2012年4月下旬に発売予定だ。

 基本スペックはCPUがサムスン電子製のS5PC210(1.2GHz)、メモリは1Gバイト、ストレージは16GバイトeMMC準拠のフラッシュメモリ、ディスプレイの解像度は1280×800ドットで、バッテリー容量は3850mAHとなる。OSのバージョンはAndroid 2.3.3だ。

photophoto eden tabのランチャー画面(写真=左)。800万画素のアウトカメラで撮影した写真(写真=右)

 インタフェースは本体下部にMicro USB、Mini HDMI、microSDカードスロット(microSDHC対応)を、本体上部にWebカメラをインとアウトの2基(それぞれ200万画素と800万画素)と音声出力を備える。無線接続はIEEE 802.11b/g/n対応の無線LANとBluetooth 2.1+EDRを利用でき、GPS、電子コンパス、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーなど各種センサーも装備する。

photophoto 本体右側面には、音量、電源ボタンと画面回転ロックのスイッチを搭載する(写真=左)。本体下部にはMicro USB、Mini HDMI、microSDカードスロットを備える(写真=右)

 ソフトウェア面では、キングソフトのアンチウイルスソフトやOffice互換ソフト、オンラインストレージサービス「KDrive」などをプリインストールする。本体サイズは118.8(幅)×199(奥行き)×10.4(厚さ)で、重量は330グラム。

3Dゲームもサクサク動く
(表示されない場合はこちらから)


photo 発表会で販売戦略について説明したMobile In Style代表取締役の下浩子氏

 直販サイト経由で購入したユーザー限定で、購入後に製品を開封/使用しても、購入後2週間以内ならば無料で返品できる「14日返品OK!お試し無料サービス」を実施する(付属品がそろっているなど一定の条件がある)。これにより、ユーザー側はeden TABの使い勝手を確かめたうえで、購入するかどうか選べる。キャンペーン展開の理由を、Mobile In Style代表取締役の下浩子氏は「お客様に実際に触ってもらう機会があまりないため」と述べた。

デザイン、スペックに自信

photo 発表会でeden TAB開発の背景や製品説明を行ったMobile In Style取締役の沈海寅氏

 同日行われた発表会では、Mobile In Styleの取締役である沈海寅氏が登壇し、eden TAB開発の経緯を説明した。ハードウェア事業に進出することを決めた際、スマートフォンとタブレットの2種類の選択肢があったと沈氏は言う。タブレットを選んだのは「スマートフォンはiPhoneをはじめ、各メーカーが争う激戦区。一方タブレットはiPad以降、これといって大成功した商品が見あたらない。タブレットならば参入できると思った」(沈氏)からだ。

 eden TABは「自分も使いたくなるようなタブレット」を目指し、デザインやスペックにこだわりを持って開発したという。女性にも使ってもらえるような製品を目指しているのもeden TABの特徴だ。ボディについては、シンプルでシルクや真珠をイメージさせるデザインを採用し、カラーバリエーションにピンクを用意した。また、幅12センチで重さ330グラムという小型軽量なボディも「女性でも片手で操作できる大きさと軽さ」という明確な意図がある。

photophotophoto 社内会議の結果、「自分も使いたくなるようなタブレット」の要件が数多く出てきた(写真=左)。デザインのコンセプトは「シンプルだが、個性的」(写真=中央)。ボディカラーにピンクを用意する(写真=右)
photo ベンチマークテスト「AnTuTu Benchmark」の結果。複数のタブレットデバイスやスマートフォンのスコアと比較した

 スペックについては、カメラ、センサー、バッテリ、ソフトなど各機能について説明した上で、沈氏はeden TABが動画視聴やゲーム、電子書籍の表示などを快適に行え、現在市販されているタブレットの中では最高の性能を持つことを強調した。

 eden TABが搭載するAndroidのバージョンは2.3.3だが、独自のランチャーを採用することで、Android 4.0と似た操作感を実現したという。使いやすさが向上するほか、将来的にAndroid 4.0にアップデートした際に、UIを引き継げるという狙いもある。マーケットアプリについては、関連会社のACCESSPORTが提供するオリジナルのアプリ「Tapnowマーケット」を用意する。Androidマーケットについてはマーケットアプリはないものの、Webブラウザでページにアクセスしてダウンロードやインストールを行える。

photophoto タブレットよりも厳しいといわれる携帯電話用の耐久テストもクリアしている

※記事初出時、Android OSのバージョンを2.2.3としていましたが、正しくは2.3.3です。お詫びして訂正いたします

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月11日 更新
  1. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  2. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  3. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  4. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  5. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  6. 「iPhone 18 Pro Max」を試して分かった進化と課題 想像以上に“使えた”可変絞り搭載カメラ (2026年10月09日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ドコモが「Google Pixel 10a(256GB)」を11万6930円に値上げ 2年7万円台に (2026年10月09日)
  9. 「iPhone Duo」は閉じても開いても迷わず使える Appleが提示するUIの設計思想 (2026年10月10日)
  10. 楽天グループ、1億件超の会員情報流出説を否定 「情報漏えいが発生したという事実は確認されておりません」 (2026年10月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー