スペック勝負の“直球ど真ん中”スマホ――「Optimus G」に見るLGの本気度ナントカ5には負けない(1/2 ページ)

» 2012年09月18日 19時39分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo

 LGエレクトロニクスは9月18日、NTTドコモから8月28日に発表されたAndroidスマートフォン「Optimus G L-01E」の製品説明会を開催した。10月から11月の発売を予定している。

 Optimus Gは米QualcommのクアッドコアプロセッサSnapdragon S4 Pro(APQ8064)を搭載する世界で初めてのスマートフォン。Qualcommの第3世代GPU技術を採用したS4 Proは、競合他社のクアッドコアプロセッサより数倍高い性能を持つという。その処理能力の高さを生かし、Optimus Gには再生中のHD動画をズームイン/アウトができる「ライブズーム」や、映像をHDMI出力しながら端末側でWebブラウジングができる「デュアルスクリーンデュアルプレイ」といった機能が搭載された。


photophoto 「Optimus G L-01E」

 また今回の製品説明会では、動画の再生中に別アプリやホーム画面を表示させるなど、1つの画面で複数のアプリを利用できる「Qスライド」や、画面上に手書きメモができる「Qメモ」という2つの新機能が披露された。いずれも高性能なCPUとGPUでなければ実現できない機能であり、LGエレクトロニクスは「不可能を可能にした」と自信を見せる。

Optimus Gの「Qスライド」機能
Optimus Gの「Qメモ」機能
photo LGエレクトロニクス・ジャパン代表取締役のリ・ギュポン氏

 説明会に登壇したLGエレクトロニクス・ジャパン代表取締役のリ・ギュポン氏は、「我々はこれまでにも、日本向けに個性的な端末を開発しており、また防水やワンセグ、おサイフケータイ、赤外通信など、日本特有の機能にも対応してきた。今回のOptimus Gはユーザーのモバイルライフをさらに良くするため、より優れた部材を集めて使っている。これは、LGグループ各社だけでなく各サプライヤーの協力による結集体といえる。中でもQualcomm様には、次世代のクアッドコアプロセッサであるSnapdragon S4 Proをいち早く供給していただくなど、多大なご協力をいただいた。その結果Optimus Gは、世界で初めてSnapdragon S4 Proを搭載したスマートフォンとなり、ユーザーを新時代のモバイルライフへ導く存在になると確信している」とあいさつした。

photo NTTドコモ プロダクト部第四商品企画 担当部長の藤間良樹氏

 また、LGエレクトロニクスとともに製品企画を担当したNTTドコモ プロダクト部第四商品企画 担当部長の藤間良樹氏は、「LGエレクトロニクスの夏モデルであるOptimus it L-05Dは、4インチのコンパクトなXi対応モデルで顧客満足度が非常に高い端末。また4:3の画面比率が特徴のOptimus Vu L-06Dは、ジョジョモデルとともに大変大きな反響があった。これらに続く秋モデルのOptimus Gは、スマートフォンのフラッグシップモデルとして直球ど真ん中! といった位置付けの商品。防水、おサイフケータイ、ワンセグ、NOTTVとおなじみの機能にしっかり対応し、バッテリーも大容量のものを搭載した。またQualcomm製の最新CPUを世界で初めて搭載しているが、これはQualcommとLG、ドコモの3社の強力によって実現することができたこと。Optimus GはLTE対応のスマートフォンとして成熟したモデルといえる。市場では“ナントカ5”という製品が話題だが、ぜひOptimus Gを手にして、そのバランスの良さを体感していただきたい」とコメントした。

photo クアルコム・ジャパン代表取締役社長のクリフォード・フィッキ氏

 Optimus Gにプロセッサを供給するQualcommからは、日本法人の代表取締役社長を務めるクリフォード・フィッキ氏が登場。「Optimus Gは私どもの最新クアッドコアプロセッサ、Snapdragon S4 Proを世界で初めて搭載する端末ということで、日本の市場にとっても、我々にとっても非常にエキサイティングな時を迎えた。特に、ドコモ様、LG様とのコラボレーションによって、非常にポジティブなユーザーインタフェースを提供できるようになりました。性能だけでなく、低消費電力という面でも、非常にエキサイティングな製品になったと思う」と祝辞を述べた。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  10. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年