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» 2013年01月23日 23時09分 公開

写真と動画で解説する「MEDIAS W N-05E」2画面できっと捗る(2/3 ページ)

[平賀洋一,ITmedia]

 タブレットモードではボディの幅が約2倍になるため、本体のサイズは128ミリ前後になると推測される。また高さと端末全体の厚さは変わらないが、メインディスプレイ側ボディよりサブディスプレイ側ボディのほうが厚いため、このモードではどちら側のボディを持つかで感じる厚さが異なる。ちなみにバッテリーやプロセッサー、通信機能などの主要部品はサブディスプレイ側ボディにあり、スマホとしてはこちらが“メイン”のボディと言えそうだ。

photophoto タブレットモードで現れる端末の裏面(写真=左)。サブディスプレイがあるボディに、バッテリーや各種スロットがある(写真=右)

 なおNECカシオは2012年のMobileWorldCongressで、MEDIAS Wのコンセプトモデルに当たる「Best Cloud UX Device」のモックアップを発表している。約1年での製品化となったが、2画面スマホの開発は2年以上前から行われており「MEDIAS Wの開発・製品化では、久しぶりにNECのヒンジ部隊が活躍した」(説明員)という。折りたたみ式ケータイを世に出したNECだけに、スマートフォンを折りたたむことで革新的なスタイルを確立しようという意気込みが見える。

photo コンセプトモデルの「Best Cloud UX Device」。カラーはレッドだった

 MEDIAS Wのタブレットモードには、2つのディスプレイを別々のウィンドウとして扱うダブルディスプレイと、1つのウィンドウとして扱うフルスクリーン、そして山折り状態でフォトフレームの様に使うスタンドという3つスタイルがある。スマホモードと合わせて4通りの使い方ができるわけだ。

photophoto タブレットモードのホーム。2枚目のシートがサブディスプレイに表示される(写真=左)。右側のサブディスプレイに表示される「Utility Apps」(写真=右)。このUtility Appsから、用意されたメモ/ブラウザ/ギャラリーの各アプリを起動する。これはUtility Appsのブラウザでdメニューの天気予報を表示したところ(写真=右)

 どのモード(とスタイル)でも、メインディスプレイは普通のAndroidデバイスとしてすべてのアプリが起動するが、サブディスプレイはモードによって使うことができるアプリや機能が制限されている。これはマルチタスクに関するOSの仕様のためだという。例えば2つの液晶を別々のウィンドウとして使う場合、サブディスプレイでは専用メニューの「Utility Apps」に用意されているメモ/ブラウザ/ギャラリーという3アプリしか利用できない。

 とはいえ、スマホでもっとも利用頻度が高いブラウザがサブディスプレイで使えるため、2画面の恩恵を十分受けられるだろう。またメモアプリやギャラリーなども、メールを作成しながら横で確認できるため、サブディスプレイ向きのアプリだ。Utility Appsにはこのほかに、ワンタップでスクリーンショットを撮る機能と、NECカシオ端末でおなじみのタップサーチ機能が用意されている。

photo メインディスプレイのブラウザを見ながら、サブディスプレイでテキストメモを取る
photophoto サブディスプレイにブラウザを表示したまま、メインディスプレイでマップや動画を表示
photophoto フルスクリーンスタイルでブラウザを表示。もちろん縦横の切り替えが可能

 タブレットモードでもっとも分かりやすいのがフルスクリーンスタイルだ。これは2画面を1つの大きな画面として扱う。例えばWebページやマップ、写真を大きく表示したい場合に有効だろう。この状態で文字入力が必要になると、両ディスプレイの下半分に大きなキーボードが表示される。フリック入力モードでは左に数字キー、右にかなキーを分けて表示。またQWERTYキーモードも広く利用でき、長文入力が捗りそうだ。

photophoto タブレットモード(縦)でキーボードを表示したところ
photophoto 横向きにした場合。1つのディスプレイを丸っとキーボードにできる
photophoto 向きに関わらず、キーボードの高さはある程度変えられる
photophoto スマートフォンモードでの文字入力画面

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