薄くて軽い、折りたたみ式の本格派ノートPCスタンド「AViiQ Portable Laptop Stand」

» 2013年04月20日 23時06分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 自宅でも職場でも、そして外出先でもノートPCを使用する身として、ずっと欲しいと思っているものがある。それはキーボードの角度を変えるためのノートPCスタンド。

photophoto 「AViiQ Portable Laptop Stand」

 キーボードは奥の方が少し高くなって、手前に傾斜しているほうが入力しやすい。デスクトップPCで使う外付けキーボードには角度調節用のスタンドが付いていることが多いし、かなり古いノートPCにも似たような機構があったと記憶している。しかし最近のノートPCにはこうした機構は付いていない。真っ平らに置くのが当たり前になってしまった。

 そこで周辺アクセサリーの出番になるわけだが、商品化されているノートPCスタンドは、あまり持ち運びに向かない製品が多い。PCを委ねる“スタンド”である以上、強度や安定性の高さが欠かせないため、それなりの形状や重さになってしまうのだろう。冷却ファンなどの機構がついたものならなおさらだ。その結果、置きっ放しの据え置き利用が前提になり、PCを使わないのに場所をふさぐことにもなる。

 ノートPCスタンド、それもコンパクトに収納できてさっと持ち出せるノートPCスタンドが欲しい――と思っていたある日、プレアデスシステムデザインから折りたたみ式のノートPCスタンド「AViiQ Portable Laptop Stand」が発売された。スタンド時のサイズは226(幅)×280(奥行き)×43(高さ)ミリで、ディスプレイサイズが11インチから17インチまでのノートPCに対応する。スタンド時にノートPCを乗せると水平から約12度の角度が付く。この角度は、人間工学上、手首を自然な角度に保つ角度だそうだ。

photophoto 折り紙のように、短冊状にたたむことができる
photophoto 収納時の厚さは5ミリ(写真=左)。付属のケースに入れるとかさばらない(写真=右)

 折りたたむと70(幅)×323(長さ)×5(厚さ)ミリというサイズになり、ノートPCと一緒にバッグに収納して持ち運びが可能だ。製品にはマイクロファイバーのケースも付属するので、かさばらずに持ち運べる。重さは約136グラムとかなり軽量なのもうれしい。カラーはプレミアムシルバー、プレミアムチタニウム、プレミアムブラックの3色があり、同社の直販価格は7980円となっている。

 折りたたみ式ということでその強度が気になるところだが、組み立てた際のしっかり感はなかなかのもの。パネルを広げて2回折るだけのシンプルな作りで、複雑な機構は使われていないが、意外にもカッチリとしたスタンドができあがる。この原稿もAViiQ Portable Laptop StandにノートPCを乗せてバチバチとタイピングしているが、グラ付きやたわみを感じることはほとんどない(多少は発生する)。スタンドの接地面とPCが触れる面にはシリコン製の“脚”があり、スタンドが滑ったりPCの位置がずれることを防止している。

photophoto 11インチディスプレイのMacBook Air(写真=左)と13.3インチディスプレイのThinkPad X220i(写真=右)を乗せたところ
photophoto スタンド側のシリコン脚がストッパーになってPCの位置がずれない

 AViiQ Portable Laptop Standには、ドイツで開発された「HYLITE」(ハイライト)という新素材が使われている。ポリプロピレンの下地にアルミニウムのシートをコーティングしたもので、アルミより30%、鋼に比べて65%も軽いという。軽く薄いにも関わらず、しっかりとしたスタンドになるのは、この新素材のおかげらしい。

 表面の質感はアルミそのもので、触るとちょっとひんやりする。これはまったくの想像だが、熱伝導率も高くて放熱を助ける働きもあるかもしれない。もちろんスタンドにノートPCを乗せることで通気性が良くなり、机にPCをそのまま置くより熱がこもらないのは確実だ。

 AViiQ Portable Laptop Standはこの手の製品としてはやや高価だが、外出先でも快適にキーボードが利用できて、持ち運びも苦にならない。PCの放熱効果も期待できるので、これからの季節に向けて1台、いや1枚持っていると便利だろう。

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