スーパースロー映像が撮れる! 「AQUOS」夏モデルはカメラがこう進化した:全機種GR certified(1/2 ページ)

» 2015年05月26日 11時00分 公開
[すずまり,ITmedia]

 前回は新しいAQUOSに搭載されたエモパー 2.0についてご紹介したが、今回はAQUOSの中でもフラッグシップモデルである、NTTドコモの「AQUOS ZETA SH-03G」(以下、SH-03G)、KDDI(au)の「AQUOS SERIE SHV32」(以下、SHV32)、ソフトバンクモバイルの「AQUOS Xx」(以下、Xx)の3機種のカメラ機能についてご紹介したい。

photo 今期モデルもチャレンジングなAQUOSのカメラ機能

 まず1つ覚えておきたいこと、それはこれら3機種のカメラ性能がすべて横並びになったという点だ。これまでは細かい機能でドコモ向けモデルが一歩リードしていた印象があり、フラッグシップモデルの間でも差が生じていたが、今回は新規追加やアップデートにより足並みがそろえられ、その機能はほぼ統一されているようだ。

 そのうえで、目玉機能として新たにチェックしたいのは以下の3点である。

  • すべてのカメラが「GR certified」になった
  • インカメラでワイド撮影が可能に
  • スーパースロー映像が撮影できるようになった

確実に綺麗に撮れる機能が勢ぞろい

 基本機能だが、アウトカメラには約1310万画素の裏面照射型CMOS、F1.9の28ミリ相当(35ミリ換算時)という広角レンズを搭載した。インカメラも裏面照射型CMOSで画素数は3機種とも約210万画素だ

photo SH-03Gのカメラ。約1310万画素の裏面照射型CMOSと、F1.9、28ミリ相当の広角レンズを搭載した

 機能的には、光学式手ブレ補正、夜間撮影で人物と背景の両方が明るく撮れる「NightCatch II」、逆光に強い「HDR」撮影、撮影後に背景をぼかせる「後から背景ぼかし」、1〜10秒おきに撮影した写真を1本の動画として保存できる「タイムラプス撮影」、構図の知識がなくても撮れる構図ガイド機能「フレーミングアドバイザー」、文字をファインダー越しになぞって検索できる「検索ファインダー」、カメラをかざすだけで自動的に英語を日本語に翻訳する「翻訳ファインダー」、上下左右360度の風景を1枚の写真に収められる「全天球撮影」、シャッターを押し続けているだけで連続撮影ができる「押しっぱなし連写」のほか、4K(3840×2160ピクセル)サイズの動画撮影や、連写した写真をアルバム上で動画のように再生する機能も備えた。

photophoto さまざまな構図の写真撮影をアシストしてくれる「フレーミングアドバイザー」(写真=左)。シンプルになったカメラUI。モードを切り換えずに静止画と動画が撮れる(写真=右)機種はいずれもSH-03G

 また以前からAQUOSのカメラは、指で画面をなぞるだけですぐズームや露出補正できるといった使いやすさがあった。今回はカメラのユーザーインタフェース(UI)も改良されて画面がシンプルになり、ズームや露出補正の使用感はそのままに、動画と静止画の切り替えなしで、撮りたいモードですぐに撮れるようになっている。

photophoto 画面を上下になぞると露出補正ができる(写真=左)。画面を左右になぞると拡大・縮小ができる(写真=右)。機種はどちらもXx
photophoto 「翻訳ファインダー」。かざすだけで英単語を日本語に訳してくれる(写真=左)。なぞった文字の検索結果がサムネイルで現れる「検索ファインダー」(写真=右)。機種はいずれもXx

「GR certified」で“カメラ”に迫る

 「GR certified」がドコモのみならず、KDDIとソフトバンクモデルで取得されたのは、それぞれのキャリアのファンには嬉しい進化ではないだろうか。

photo SHV32のGR certified認定トロフィー
photo Xx(右)も新たに「GR certified」獲得。3機種それぞれ独立して認証を受けているという
photo ソフトバンクの展示会場では大きく引き延ばされたパネルも展示

 このGR certifiedとは、リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラムで、レンズと画像処理について、以下の条件を満たしているという証明である。

 

  • レンズについて
    • 中心から周辺まで均質で高いコントラストと解像力を持つレンズであること
    • デジタル画像補正を必要としないほど歪曲収差と色収差が極めて少ないこと
  • 画像処理について
    • レンズの性能を最大限生かした、自然かつ鮮鋭の高い画像処理であり、きめ細やかなノイズ低減処理であること
    • 各種レンズ収差を補正するデジタル画処理補正は行わないこと

 つまり、ハードとソフト両面ともにカメラ開発の専門家がその品質を認めたということだ。実際、展示会場ではプロの写真家による作品が展示されていたが、改めて言われなければスマホのカメラで撮影したとは分からないほどの美しさだった。

 このように、誰もが失敗なく綺麗な写真を撮れるように配慮した機能だけでなく、撮影した映像をSNSにすぐシェアできる機能もあるほか、検索機能などのカメラの便利な活用も盛り込むなど、とことんこだわっていることが分かる。

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