iPhone 6s Plusのカメラはスマホ史上最強になったのか?――6 Plusと撮り比べ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2015年09月29日 20時36分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 今回も無事初日に入手できたiPhone。カメラ性能重視ということで画面が大きくて写真が見やすく、光学式手ブレ補正を搭載した「iPhone 6s Plus」(6sは手ブレ補正非搭載)を選んだわけだが、前モデルの6 Plusと並べても、見た目の違いはほとんど分からない。間違えて持っていきそうなレベル。重さと厚さがちょっと違うけど、微妙だしね。

photo iPhone 6s PlusとiPhone 6 Plusのカメラ。こうして比べると、見分けがつかない

 でも使ってみるとすぐに違いが分かる。最初の印象は「速い!」。基本的な操作が以前よりサクサクで快適なのである。

 中でも大きいのが、「Touch ID」の改良。指紋認証にかかる時間がものすごく短くなったのだ。「あれ? 今のでOKなの?」というレベルで、ほんとに指紋認証してるのかよ、と登録してない指で触ったら確かに反応しないので、確かにしているのである。

 おかげでカメラの起動もずいぶん速くなった。ロック状態からiPhoneを起こしてカメラを立ち上げるのにかかる時間が激減したのだ。撮りたいときにすぐ撮れる感じ。

 以前は、急いでいるときはロックを解除する手間を惜しんで、ロック画面からカメラを起動していたけど、6sからはTouch IDが一瞬で決まるので、ロックを解除してカメラを起動した方が手っ取り早かったりするのである。

 カメラの反応も良くなった気がする。

 というわけで、まだ2〜3日しか触ってないので、今回は速報的なカメラリポートをさせていただく。

 iPhone 6s/6s Plusで注目したいのは、以下の3点である。

  • 1200万画素に上がって画質は良くなったの?
  • 新機能のLive Photosは使えそう?
  • 4K動画を搭載したけど使えそう?

これが1200万画素の画質だ

 前モデルと見た目はほとんど同じながらカメラは総取っ替え。

 イメージセンサーサイズやレンズスペック(29ミリ相当でF2.2)は変わらないものの、画素数が1200万画素に上がった。さらにセンサーの読み出し速度も上がっている(と思う)。

 もうiPhoneカメラの基本的な使い方や機能は周知のことと思うので、多くの人が気になっている「iPhone 6 Plusと6s Plusの撮り比べ」からいこう。

 いつもの滑り台とあずまや。天候にあまり恵まれなかったので、いまひとつしゃきっとしてないけど、それは天候のせいだと思ってください。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 ではディテールの描写力が問われるあずまやの写真をどうぞ。こちらはHDRで撮った方を掲載。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 これだと画素数の差が分かりやすい。等倍でチェックするとこんなである。

photo こちらは左がiPhone 6s Plus、右がiPhone 6 Plus

 左がiPhone 6s Plusなのだけど、松の枝の描写力が全然違うでしょ。iPhone 6 Plusはちょっともやっとしているけど、iPhone 6s Plusはさらに1段ディテールまで描写されていて松の枝もきりっとしている。画素数による違いはしっかり出ているわけだ。

 画素数が上がってもレンズ性能が追いつかなかったり、無理に画素数を増やしたセンサーだったりすると、「画素数は多いけどディテールの描写力はあまり変わってないよね」な事態も起こりうるわけだが、その辺はしっかりしていて安心。

 曇天下ばかりでもよくないので、かろうじて太陽が顔を出したときの青空ものを2つばかり。

 1つは最近よく撮っているガスタンク。これ、球形で階調の滑らかさ、手すりやアンテナ、文字でディテールの描写力などをチェックできる。もう1つは木とアンテナ。こちらは露出や色のバランスも見ることができる。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの
photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 風景ものを撮り比べた結論としては、ディテールの描写力は格段に良くなっている。シャキッとして見えるのはそのせいだ。それ以外の基本的な画作りは従来と同様な感じ。空は非常にナチュラルだが、暗部(木の暗いところなど)をもうちょっと持ち上げてほしいかなという点も相変わらずだ。

 金属やガラスの描写もチェックしておこう。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 近距離ものをもう1つ。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 iPhone 6s Plusの方が華が鮮やかで見栄えがするのが分かるかと思う。やはり微妙にチューニングを変えてきているのだ。

 さて、撮影情報をよく見ると、ISO感度が違う。iPhone 6 PlusはISO32、iPhone 6s PlusはISO25と基本感度がちょっと下がっているのだ。画素数が増えたことと無関係ではなかろう。そこで無理をしていない分、画質はいい。

 室内での写りはもうちょっと違いが出た。

photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの
photophoto 左がiPhone 6 Plus、右がiPhone 6s Plusで撮影したもの

 特に料理の方をみるとお皿の色がちょっと違う。iPhone 6s Plusの方が少し赤みがあっておいしそうな感じ。ホワイトバランス関連を調整してきたのだろう。

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