Android OneとNexusの違いとは? シンプルUI+防水ボディーの「507SH」を写真でチェック

» 2016年07月06日 15時00分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 ソフトバンクは7月5日、国内初の「Android One」スマートフォン「507SH」をY!mobileブランドで発売すると発表した。販売価格は未定だが、実質負担額は1〜2万円程度になる見込みだ。

Android One 507SH 「507SH」
Android One 507SH ボディーカラーはスモーキーブルー、ブラック、ホワイトの3色

 507SHは、防水/防塵(じん)ボディーに5型のHD(720×1280ピクセル)表示IGZO液晶を搭載したモデル。OSはAndroid 6.0で、次期バージョンへのアップデートも保証されている。

Android One 507SHAndroid One 507SH 正面(写真=左)と背面(写真=右)。HD表示の5型IGZO液晶を搭載
Android One 507SHAndroid One 507SH 左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。電源キーとボリュームキーは右側面にある
Android One 507SHAndroid One 507SH 上面にイヤフォンジャック(写真=左)。底面にスピーカーとMicro USB(Type-B)がある。もちろんキャップレス防水(写真=右)
Android One 507SHAndroid One 507SH アウトカメラは約1300万画素(写真=左)。インカメラは約500万画素(写真=右)

 アウトカメラは約1310万画素で、インカメラは約500万画素。プロセッサはQualcomm Snapdragon 617「MSM8952」(1.5Hz+1.2GHz 4コア)を採用し、メインメモリは2GB、ストレージは16GB。外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCが利用できる。

Android One 507SHAndroid One 507SH 当然ながらホームキーなどはオンスクリーン表示(写真=左)。左側面にnanoSIMスロットとmicroSDスロットがある(写真=右)

 防水のほかワンセグに対応し、日本市場のニーズに応えた。バッテリー容量は3010mAhで、連続待受時間は約695時間(4Gの場合)。シャープの測定では充電なしで3日間の連続使用が可能だという。ボディーカラーはスモーキーブルー、ホワイト、ブラックの3色。

Android One 507SHAndroid One 507SH ワンセグに対応

Nexusシリーズとの違いは?

 Android Oneは各国の端末メーカーと協力してAndroidスマホを開発するプログラム。2014年にインドで始まり、現在は21カ国で展開中だという。Googleのスマホと言えば“ピュア”なAndroid体験ができる「Nexus」シリーズがあり、こちらはグローバルで同じ仕様の端末を販売している。

 Android Oneのホーム画面はNexusと同じ「Google Nowランチャー」で、プリセットアプリにもメーカーやキャリアの手があまり入っていない。同じピュアAndroidを掲げるが、ハードウェアは地域ごとのニーズをくみ、現地のメーカーが製造するのが大きな違いだ。例えばインド市場ではデュアルSIMスロットが求められ、日本向けの507SHは防水/防塵(じん)ボディーにワンセグが盛り込まれた。

Android One 507SHAndroid One 507SH ロック画面(写真=左)とホーム画面(写真=右)
Android One 507SHAndroid One 507SH デフォルトのホーム画面は「Google Nowランチャー」(写真=左)。Y!mobileが追加したアプリは「4つだけ」とのこと(写真=右)
Android One 507SHAndroid One 507SH プリインストールされているアプリも少ない

 また発売から18カ月間、最低1回のOSバージョンアップを保証し、コードネームが決まったばかりの次期Android「Nougat」(ヌガー)にも対応する。OSに加え、最低2年間は毎月のセキュリティアップデートも保証する。

 これまでのAndroid Oneは主に新興国向けの低価格モデルとして開発されてきたが、最近トルコで販売されたモデルは3万5000円程度とミドルクラスと呼べるスペックだという。今回発表した507SHも決してエントリークラスと呼ばれる低スペックの機種ではない。

 GoogleによるとAndroid Oneの定義は、「純粋なAndroidの体験を各国のメーカーやキャリアといったパートナーと一緒に作り上げるプログラム」で、その位置付けは少しずつ“進化”している。Nexusシリーズに通じる純粋なAndroidとしての使い勝手に、市場ごとに求められる要素を加えたのがAndroid Oneの特徴だ。

 開発メーカーとして選ばれたのは、ソフトバンクとの関係が強いシャープ。KDDI(au)の夏モデル「AQUOS U SHV35」とかなり似たデザインとスペックだが、ソフトバンク プロダクト本部 本部長の坂田大氏は、「明確に同じモデルかどうかは(キャリアとしては)分からない。個人的には似ているなと思うが(笑)、Android Oneというかなり難しいチャレンジに挑戦した製品で、ソフト的にはまったく異なる」と述べた。ちなみに507SHの企画は2015年秋にスタートしたそうで、開発期間の短さからSHV35がベースモデル、あるいは多くの共通部分を持つ姉妹モデルと見立てても良いだろう。

Android One 507SHAndroid One 507SH カメラアプリはGoogle製の「Googleカメラ」
Android One 507SHAndroid One 507SH テザリングは設定画面から行える(写真=左)。OSはAndroid 6.0.1で次期バージョンの「Android Nougat」へのアップデートも保証する(写真=右)

 日本向け、としてワンセグとセットで語られることも多いおサイフケータイについては、今後のOSバージョンアップに対応できない可能性があり、技術的な問題で搭載されなかった。SIMロックは発売時点でかかっており、購入から6カ月後に解除できる。そしてNexusシリーズのように、Google自身が端末のみを直販することもないという。

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