iPhoneでSIMロック解除をする方法は?

» 2016年08月04日 06時00分 公開
[ITmedia]

 大手3キャリアが販売するiPhone 6s/6s Plus、iPhone SEは、購入から180日以上が経過すれば、SIMロックを解除できます。iPhoneは3社とも共通仕様のモデルを発売しているため、幅広い周波数帯に対応しています。そのため、国内で販売されているスマートフォンのなかでは、最もSIMロックを解除する価値が高いモデルといえるでしょう。なお、ワイモバイルやUQ mobileはiPhone 5sを販売していますが、こちらはSIMロックがかけられており、SIMロックを解除することはできません。

解除手続きはWebからなら無料

 解除の手続きは各社のショップでも受け付けていますが、3000円の手数料がかかります。公式サイトからの申し込みであれば、解除料はかからず無料で解除できるので、何か理由がないかぎりは、サイトからの申し込みをおすすめします。各社の公式サイトからサポートページ(ドコモは「My docomo」、auは「auお客さまサポート」、ソフトバンクは「My SoftBank」)にログインし、契約変更・確認などの項目から、SIMロック解除の手続きに進むことができます。

ドコモの場合は、「My docomo」にログインし、「ドコモオンライン手続き」をクリック。「その他」の項目にある「SIMロック解除」の「お手続きへ」をクリックすると、解除の申し込みができる

au版とソフトバンク版はロック解除の価値がある

 iPhoneのSIMロックを解除することで、その恩恵を最も受けられるのはau版とソフトバンク版でしょう。ドコモ版はSIMロックを解除しなくても、ほとんどの格安SIMをそのまま利用できますが、この2社のiPhoneはロックを解除すれば、自社のSIMに加えて、MVNO各社が提供するSIMも利用できるようになります。これこそがiPhoneならではの利点といえるでしょう。au版、ソフトバンク版のユーザーで、将来的に格安SIMでの運用を検討している場合は、SIMロック解除を検討してみましょう。

日本国内においてiPhone 6sはA1688、A1687というモデルが発売されている。キャリア版にはSIMロックがかけられているが、解除することで対応する全ての周波数帯が使えるようになる
格安SIM なんでもQ&A

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  6. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
  10. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年