「iPhone 7と7 Plusはどちらを買うべきか」に結論を出す

» 2016年09月10日 06時00分 公開
[二階堂歩ITmedia]

 iPhoneの新モデル「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」が発表された。2014年の「iPhone 6」シリーズから始まった2サイズ展開も今回で3度目。毎年のように、どちらを買うべきか迷っている人もいることだろう。

 この考え出せばきりがない問題に対する筆者なりの回答を、あえてシンプルな結論で書いてみたい。それは、

  1. 現在iPhoneを使っていないユーザー →iPhone 7
  2. 現在iPhoneを使っている、iPhone 5s以前のユーザー →iPhone 7
  3. 現在iPhoneを使っている、iPhone 6以降のユーザー →今と同じサイズの端末

 というものだ。

とにかくサイズが全て

 何と言っても、まず考えるべきは本体サイズだ。というか、実際のところ7と7 Plus(6と6 Plus、6sと6s Plus)の違いはそこに始まり、そこに尽きると言っていい。もちろん、カメラ性能や画面解像度、バッテリーの持ちなどの差は無視できるものではない。ただし、それらは全て「本体サイズがしっくりくるかどうか」の後にくる要素だ。

 毎日持ち歩いて手のひらの中で操作するスマホは、本体サイズ(画面サイズ)への慣れの問題が何を置いても重要だ。テレビやPCディスプレイの画面サイズを大きくするのとはわけが違う。自分の手の大きさや持ち運び方(胸ポケット、お尻ポケット、カバンの中など)に合ったサイズでなければ、日常の中で必ず違和感を覚えることになる。

 今まで普通に使っていたアプリが、大画面になったとたんにボタンに手が届かない。電車のつり革をつかみながら片手操作していたところが、両手を使わないと操作できない。手のひらからはみだして、すぐに端末を落としそうになる。こうした場面が1日のうちに何度も続くことは、想像以上のストレスになるはずだ。

 その意味で、「(1)現在iPhoneを使っていないが、これを機に乗り換えを検討している人」は、まずは4.7型のiPhone 7を選んでおけば間違いはない(もちろん、現時点で5.5型以上の大画面Android端末に慣れているような人は別だが)。もしそうした人がいきなり7 Plusに乗り換えようとしているなら、店頭で「自分が普段使っているアプリを試してみる」「片手・両手で持って長文を文字入力してみる」など、かなり詳細に事前チェックをすべきだ。

 そしてこれは「(2)現在iPhoneを使っている、iPhone 5s以前のユーザー」にも全く同じように当てはまる。iPhone 5sは歴代のiPhoneシリーズの中でも名機とされるほどバランスの取れた端末で、この頃の4型サイズがベストと考える人は今でも多い。4型以下の端末を使っていたユーザーが乗り換えるなら、一足飛びに5.5型の7 Plusにいくよりも、まずは4.7型のiPhone 7を選ぶ方が絶対におすすめだ。

 ちなみに、(2)のユーザーには、5sと同じ4型サイズの「iPhone SE」も有力な選択肢になる。このタイミングでさらに値下げされており、必ずしも最先端のスペックを求めない人にはおすすめだ。

第3の選択肢ともいえるiPhone SE

 最後に、「(3)現在iPhoneを使っている、iPhone 6以降のユーザー」について。これは既に、2サイズ展開された以降のユーザーであるから、現在使っているのが「iPhone 6/6s」であればiPhone 7を、「iPhone 6 Plus/6s Plus」であればiPhone 7 Plusを選ぶのが最も自然といえるだろう。もちろん現在のサイズに不満を抱いているならば、このタイミングで切りかえれば良い。

迷うのもまた楽しいものだが

  1. 現在iPhoneを使っていないユーザー →iPhone 7
  2. 現在iPhoneを使っている、iPhone 5s以前のユーザー →iPhone 7
  3. 現在iPhoneを使っている、iPhone 6以降のユーザー →今と同じサイズの端末

 ここで書いたことが、さまざまな要素をそぎ落とした多少乱暴な考えであることは筆者にも分かっているが、一方でここに挙げた3つの判断基準は「それほど外していないのでは?」とも思っている。もちろん、デュアルカメラは魅力的だし、5.5型Retina HDディスプレイの美しさは知っている。しかし、それでも迷ってしまうようなら、こんなシンプルな決め方をしてみてもいいのではないだろうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月27日 更新
  1. 3社そろい踏みの「Starlink Direct」 料金で仕掛けるドコモとソフトバンク、先行するKDDIは“サービス”で差別化 (2026年04月25日)
  2. スマホの「残価設定」にメス? 総務省がルール統一を検討も、Appleは「不当な扱い」と猛反発 (2026年04月25日)
  3. 楽天モバイル、ルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を一時停止 理由は? (2026年04月24日)
  4. ダイソーで1100円の「USB充電器(PD20W)」は、きちんと20Wで充電できるのか? (2026年04月26日)
  5. Xiaomiの前に、中国スマホの“雄”だったMeizu、またしてもピンチ (2026年04月26日)
  6. ダイソーの1100円「シースルーイヤフォン」に一目ぼれ “音質と個体差”に目をつむれば「あり」な選択肢 (2026年04月23日)
  7. 携帯電話のホッピング問題、「6カ月以内の継続利用を認める」方向で決着か 2026年夏に結論 (2026年04月23日)
  8. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  9. 1.72型ディスプレイ搭載スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10」、高精度の睡眠モニタリングも可能 (2026年04月25日)
  10. 5万〜6万円台で買えるおすすめスマホ7選 ハイエンド級性能、防水+おサイフ対応、カメラ重視など多彩 (2026年04月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年