Snapdragon×常時接続――Lenovoのデタッチャブル2in1「Miix 630」登場CES 2018

» 2018年01月10日 19時10分 公開
[井上翔ITmedia]

 Lenovoは1月8日(米国太平洋時間)、デタッチャブル(キーボード着脱)式の2in1タブレットPC「Lenovo Miix 630」を発表した。プロセッサとしてハイエンドスマートフォンでも使われているQualcommの「Snapdragon 835」を採用し、Microsoftが提唱する「Always Connected PC(常時接続PC)」に準拠したLTE通信機能を備えていることが特徴だ。販売価格は799.99ドルから(キーボードとデジタイザーペン込み)で、米国では2018年第2四半期(4〜6月)からの販売を予定している。

(日本での発売は未定)

Lenovo Miix 630(イメージ画像) Lenovo Miix 630
Lenovo Miix 630(実機画像) Miix 630の実機

 メインメモリは4GBまたは8GB(LPDDR4X規格)で、内蔵ストレージは64GB、128GBまたは256GBのUFSを搭載している。ディスプレイは10点マルチタッチ対応の12.3型WUXGA+(1920×1280ピクセル)液晶を搭載している。デタッチャブルキーボードは、バックライト、タッチパッドとペンホルダー付きだ。

デバイスマネージャー(CPU)デバイスマネージャー(GPU) CPUは紛れもなく「Snapdragon 835」。GPUは同プロセッサに統合された「Adreno 540」となっている

 タブレット(本体)の左側面にはイヤフォンマイク端子とNano SIM/microSDメモリーカードスロットがある。右側面にはボリュームキーとUSB Type-C端子がある。

 カメラはイン、アウト両方備えており、前者は500万画素(固定フォーカス)、後者は1300万画素(オートフォーカス対応)となっている。インカメラとは別に赤外線カメラも備えており、「Windows Hello」の顔認証に使うこともできる。

左側面 左側面
右側面 右側面

 通信機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/n規格のWi-Fi(無線LAN)、Bluetooth 4.1とモバイル通信(LTE/W-CDMA/GSM)に対応している。

 本体サイズは293(幅)×210(高さ)×7.3(厚さ)mmで、重量は約770g(キーボードなし)となる。OSは「Windows 10 S」をプリインストールするが、Microsoft Storeを通して「Windows 10 Pro」または「Windows 10 Pro Education」にアップグレードすることもできる。

取材協力:Consumer Technology Association

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  6. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
  10. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年